女性のアルコール適正摂取量と夜間頻尿の関係 | 骨盤底のプロ・マダムフリーランス熊丸真理

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こんにちは。マダムフリーランス・骨盤底理学療法士の熊丸です。
本日は『夜間頻尿』にもつながる飲酒について。

夕方から夜にかけて飲酒をすると、夜中に何回もトイレに起きてしまうという現象は、皆さん納得されるところですよね。

アルコールには利尿作用があり、飲む回数とアルコール度数によっては夜間の頻尿につながります。

 

特に女性はアルコールに弱いとされています。

 

以下、なぜ女性は男性よりアルコールに弱いのか、厚生労働省が出しているe-ヘルスネットより引用します。

女性は男性より酔いやすい体質を持っています。酩酊は基本的にはアルコール血中濃度に比例しますが、
①一般的に女性は男性より小柄であることが多く、結果的に体内の水分量も少ない、
②アルコールの代謝能力が、平均すると男性の3/4程度しかない、
③飲酒量や体重が同じ場合でも血中アルコール濃度が男性より高くなること、などの理由から女性は急性アルコール中毒などの過度の酩酊リスクが男性より高く、男性以上に飲み過ぎには注意が必要です。
また体へのダメージという意味でも、女性は男性の半分程度の飲酒量でも肝臓にダメージを来し、重症の肝障害である肝硬変に至る飲酒量も男性の2/3程度である等、多くの研究で女性の肝臓はお酒に弱いことが示されています。
引用:厚生労働省e-ヘルスネット

 

では飲酒をする女性が、私の今の飲酒は適正範囲内なのか?自分では大丈夫と思っているが本当に大丈夫なのか?を客観的に判断する方法が今日のNHK【朝イチ】で特集されてありました。

久里浜医療センターのHPに同じものがありましてチェックしていくだけで合計点数と判定が出ますので引用させていただきます。

 

引用:久里浜医療センター公式webサイト

私もチェックしてみましたが、ぎりぎりの7点で何とか今の飲酒を適切に守ってくださいでした💦
危ない!

お酒の飲み過ぎで健康リスクを上げる「問題飲酒」を行う人は、全国で推定1000万人。なかでも、いま女性が占める割合が増えているそうです。
女性は家事育児介護+仕事などたくさんの役割を担っている人も多く、夕方から夜にかけて『リセット』の気分で飲み始め、徐々に酒量が増えていくらしい🍺🍺(私にも身に覚えがあります・・大きい声では言えませんが・・)
 

近年、アルコール依存症を「断酒」ではなく「減酒」によって治療する取り組みが始まっていて、『減酒外来』なるものもあるそうです。

少しでもアルコールを口にする方は、上のスクリーニングテストを一度やってみることをオススメします。
自分の飲酒量をいったん客観的に見てみるのはいいなと、チェックやってみて思いました(私はぎりぎりですので、減らしていきたい)。

ちなみに、泌尿器科的に言いますと、夜寝てしまってから朝起きるまでに、わざわざ排尿のために起きて排尿する夜間排尿の正常回数は『0~1回』で、2回以上行く人は『夜間頻尿』となります。

もしかすると結構な割合で夜間頻尿の方がいらっしゃるかもしれませんね。。特に40代以降の方。。

夜間頻尿にも骨盤底筋トレーニングは有効ですよ~、でもその前に、夜アルコールを飲んでいて夜間頻尿なら、まずその飲酒習慣を見直してみるのはいかがでしょうか?
いくら骨盤底筋強くしてもアルコールの利尿作用には抗えないと思いますよ!

今日もステキなパンツでお過ごしください✨✨