ミラドライの効果の高さとダウンタイム | 美容皮膚科医の日常

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今回も施術後レポートに埋もれている部分からの引用です。

 

 

ミラドライラの治療効果が高い所以は、汗腺が存在する層を、万遍なく面(正確には厚みのある直方体)で破壊することができる点にあります。これが、ドット上に(フラクショナル)に熱影響を与えるだけの治療に対して、大きなアドバンテージとなります。

 

以前も書いたように、照射の精度の機器的限界やヒューマンエラーを補完すべく、各種重複照射法が工夫されています。

 

ただし、結果として皮膚深層~皮下組織浅層に強い炎症が生じますので、上記のような現象・症状が現れるわけです。皮膚の感覚を司る神経も一時的にダメージを受けますので、ワキ~上腕の皮膚感覚に違和感が生じます。いずれ、半年ほどで改善していきますし、日常生活を掣肘するものではありません。

 

ミラドライは術後に以上のような症状は生じるものの、治療効果が大きいため、総体バランスがよく、満足度の高い治療です。むろん、医療は基本的に、低侵襲かつ高く、確実な効果を顕しうる治療を志向していますが、「低侵襲なだけ」で治療効果が低ければ意義は薄いと言わざるをえません。

 

「治療効果」をどのように定義・認識するか、という点が美容医療では重要なウェイトを占め、診療時には、実はそれが焦点だったりします。

 

多汗症・腋臭治療では、明らかに、汗・においの減量が、組織学的には汗腺がターゲットになるわけで、わりと明解な方です。

 

その中で、お受けになった方の主観的な評価ながら(だからこそというべきか?)、1回治療で平均70~80%減少という改善度は、優良なものだと考えます。

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