マツヨイグサ。花は夕方になってから咲くので、宵を待つ草という意味でマツヨイグサといいます。
大別して、3種類の花が見られます。
学名
Oenothera stricta (待宵草)
Oenothera biennis (荒地待宵草)
Oenothera erythrosepala (大待宵草)
待宵草(マツヨイグサ)は、南米チリー原産。嘉永4年に渡来し、最初は観賞用でしたが、野生し、帰化植物になりました。
夏の夕方開花、黄色花し、花が終わったあとのくしゃくしゃ状態は赤っぽい色になるのが特徴的です。
荒地待宵草(アレチマツヨイグサ)は、ヨーロッパ原産。昼頃から花が咲き、野生化して荒地などにおおくみられます。これが、これが名前の由来です。
大待宵草(オオマツヨイグサ)は、北アメリカ原産。明治初期1870年に渡来。
夏の夕方、宵になるのを待つようにして開花します。これの別名が「月見草(つきみそう)」だそうです。
最近、缶ジュースを買いによく自動販売機まで行きますが、待宵草が咲いています。夜の9時半頃で、こんな時間に月見草を見たのは初めてでした。
暗くて、自動販売機の光りだけでしたが、上手く撮れたほうだと思います。
日中にいつも見る半分しおれた月見草とは大違いです。幻想的というか、神秘的で、つい見とれてしまいました。
翌日、日中にもう一度同じ場所へ行きましたが、↓の如くいつもの月見草でした。
右と下の写真は同じ枝です。
昼と夜とでは印象が全く違いますネ!



