マツバボタン Portulaca grandiflora Hook. 葉の形を松葉、花を牡丹に見立てた名まえです。また、「日照草」とか、「爪切草」という名前もあります。
初夏から、太陽の光が強くなる頃に咲き始め、真夏の真昼の花のイメージがありますが、今年の天候の状況では、このマツバボタンに似合わない日が続いています。
南米原産の一年草で、アルゼンチン、ブラジル南部、ウルグアイに自然分布しています。
この花が渡来したのは、寛文年間(1661~72年)とされていますが、この花がヨーロッパに紹介されたのが1829年。
しかし、天保年間に(1820~44年)オランダ船が日本に持ち込んだ植物のリストに載っていることから、いろんな説があります。
一方、弘化年間(1844~47年)に渡来したという説もあります。
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