クロマツ Pinus thunbergii Parl. 幹が黒っぽいのでついた名前。本州から九州、朝鮮半島南部の海岸地方に多く生えます。
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鶴岡公園は鶴ヶ岡城というお城の跡です。明治九年にお城(平城)が壊されました。
山形の城主最上義光と越後の上杉景勝が互いに此処庄内地方をわがものにしようと天正十六年に激しい争いが始まり越後から攻め込んだ本庄の軍勢が最上勢を打ち破って庄内を手に入れました。
その後十五年間は上杉景勝が庄内を領していましたが、慶長六年に最上氏がここを治めることになりました。
理由は、関が原の戦いで最上氏が徳川方に付いたご褒美ということです。
最上義光が亡くなると、ここ庄内には酒井忠勝が信州松代
から入部しました。
酒井忠勝は、江戸幕府を開いた徳川四天王として手柄をあげた酒井忠次の孫にあたり、東北地方の外様大名の監視役だったと言われています。
この場所は本丸跡で、松ノ木の向うに見えるのが内堀です。もう少しするといろんな花菖蒲が咲き始めます。もう咲き始めてるかと思って出かけてのですが、少々早すぎたようです。
樹齢150年~200年位の松ノ木です。また、この公園には何百本もの桜の木があり、花見シーズンには賑わいをみせます。

