スズランは中部地方以北の本州、北海道、および朝鮮半島、中国、東シベリアに分布しています。
お店で売られているのはほとんどドイツスズランです。
ドイツスズラン Convallaria majaris L. ドイツが世界的産地であることから付けられた名前で、欧州・アジア大陸の温帯に分布しています。
ドイツスズランは、花冠が浅鐘形なのに対して、スズランは鐘状。葯の色や香りについては、前者は淡緑で芳香が強く、後者は黄色で芳香がある……。専門家で無いのでこれ以上の細かなことは良くわかりません。
「鈴蘭」という和名はこのベル(鈴)を下げたような花の形に由来していますが、キミカゲソウ(君影草)とか谷間の姫百合(たにまのひめゆり)などと言った別名もあります。
門の横にスズランが咲いています。
可憐な花ですね。でも、みんな下を向いています。鐘状の花の中を覗いてみたいですね。
そのためには、地面に這いつくばってスズランを下から覗き込まないと……。などと考えていましたが……
携帯を逆さにして、撮りました。 後で、画像を180度回転させました。
頭イイ……!
スズランはとても美しい花ですが、有毒です。
牛や馬が敬遠して食べないので、結果として牧草地に群生していたりするのです。

