ミヤコワスレ | こけしちゃんのブログ

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常に何の拘束からも解放され、自由でありたい我儘人間。
仕事が多すぎて忙しい時は、自由時間が欲しくなります。いろんな束縛から開放され、自由時間を手にすると、暇をもてあまして何かやることを探し始めます。人は、ほんとに贅沢で我儘な人種です。

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ミヤコワスレ Gymnaster savatiererii. 別名:ノシュンギク(野春菊),アズマギク(東菊


日本独特の草花で、江戸時代から茶花、庭の下草として栽培されてきました。


花色は紫青、青、白、ピンクなどがあり多彩。


ミヤマヨメナ(深山嫁菜)の栽培品種だそうです。

いつも話題になるのは、「都忘れ」という名前の由来です。


本では、2通りあります。


 昔、承久の乱に敗れて佐渡へ遠流となった順徳帝は、草でぼうぼうになった自分の庭に咲いている紫色のこの花を見て、「紫といえば京の都を代表する美しい色だったが、「今日からはこの花によって都のことを忘れることができる。花よ、いつまでも私のそばで咲いていておくれ。」と言ったのに由来するそうです。


 また、遠流となった順徳帝が京を去るときに、この花を目にとめ、都のことが忘れられるかもしれない。

お前の名を今日から都忘れと呼ぶことにしよう」と、傷心のなぐさめにしたという説話があります。


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