なんとも言えない優しいピンクの躑躅です。ミツバツツジ Rhododendron dilatatum.
桜は勿論、躑躅はわが国を代表する花の一つといっても良いかも知れません。
枝先に3枚の葉を出すのが名前の由来とされています。
躑躅は、幼い頃の郷愁を誘う花です。
花をつまんで口に含んで甘い蜜の香りを楽しんでいた頃が懐かしく思い出されます。
自分が蝶々か蜜蜂にでもなったような気分になって……。
そんな他愛もないことに、幼い日の幸せが感じとられ……。
今と違って、豊富な自然の中で日々を過ごせたことは、自然と共存して生きるヒトの幸せの原点のような気がします。
以上、ミツバ躑躅でした。

