裸の貴婦人=コルチカム= | こけしちゃんのブログ

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常に何の拘束からも解放され、自由でありたい我儘人間。
仕事が多すぎて忙しい時は、自由時間が欲しくなります。いろんな束縛から開放され、自由時間を手にすると、暇をもてあまして何かやることを探し始めます。人は、ほんとに贅沢で我儘な人種です。


コルチカム Colchicum autumnale L.


原産地は、ヨーロッパ、北アフリカ。

別名はイヌサフラン。サフランに似た花であることからついた名前です。


サフランに良く似てはいますが、サフランはアヤメ科、コルチカムはユリ科の植物です


鱗茎からはアルカロイドを含むコルヒチンという通風の薬がとれます。また、コルヒチンは染色体を倍加する効果があり、コルチカムはコルヒチンを採るために栽培されます。


種無しのスイカを作るときにコルヒチンで処理するとか……。

何かで読んだ気がします。


机の上に転がしておくと、秋頃に突然花が咲きます。土も水も必要のない丈夫な植物です。花が咲いた後はちゃんと土に植えて水をあげないと生長しません。


花が秋に咲き、冬に葉がでて夏前に枯れて休眠期にはいるという生長サイクルを持っています。


これは、昨年花が終わったあと土に埋めて忘れてしまってた球根で秋になったので花を咲かせてくれました。


花色は濃い~淡い藤色や、白などで一つの球根からたくさんの花を付けます。


名の由来としてアルメニアの古都コルキスからつけられたとの説があります。


葉が無いまま花が咲くので「裸の貴婦人」と言われるようです。