ウンナンヒャクヤク(雲南百薬)。調べてみると別名はアカザカズラ(藜蔓) Anredera cordifolia (Ten.) Steenis、
南アメリカ熱帯地域が原産の蔓性の植物です。
古い時代、日本には中国より台湾や琉球地域に長寿の薬草として伝わりました。
漢方医の世界では高質薬草として珍重され、限られた地域で栽培されてきました。
アカザカズラといえば、誰でもが聞いたことのある名前です。
中国名は、藤三七(teng san qi)。
塊根やむかごを水はけのよい土に植え付け、日当たりのよい場所で栽培します。
蔓を長く伸ばすので、支柱が必要です。また、暖地では屋外で越冬しますが、地上部はいったんは枯れます。
とてもヘルシーな野菜です。生でサラダでも goo!です。
亜鉛は、ニラの2.5倍 カリウム、ピーマンの8倍 マグネシウム、レタスの8倍 銅、キャベツの8倍と言われています。
ワカメのような食感から、山のワカメ(陸ワカメ)とよんでいます。スーパーなどでは多分売られてないと思います?
季節に関係なく葉が収穫でき、猛暑の真夏でも良く育ちます。老化防止になるので、またブームの野菜になるかもしれません。
食べ方としては、葉や若芽を、お浸しや炒め物、天ぷら、汁の実などに利用します。食べるとヌメリがあり、不思議な食感でワカメ(若布)を食べているようで美味しいそうです。
別名をオカワカメ(陸若布)とも呼びます。茎にできるムカゴや地中の芋も、茹でたり天ぷらにしたり、すりおろしてトロロにしたりして食べます。
