ススキ Miscanthus sinensis Anderss. ススキはすくすく立つ木(草)の意味。日本各地、朝鮮半島、中国に分布します。
ススキ(芒、薄)とは、イネ科ススキ属の植物で、別名萱(かや)とか、穂を動物の尾に見立てて尾花と呼ばれることもあります。
山上憶良が万葉集で、『萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花(おみなえし) また藤袴 朝顔の花』(巻八 1538)と詠んだように秋の七草の一つに数えられています。
ススキは、お月見には欠かせません。萩など、秋の七草と共に飾られることが多いです。
花札では八月に用いられています。
沖縄ではススキの葉を環のように結んで魔よけけ とする風習があるそうです。
