ヨーロッパ原産の赤色系とヨーロッパ及び中央アジア原産黒色系があります。
フサスグリ(房酸塊)はスグリ科の植物。赤色系赤スグリ(赤スグリ)レッドカーラント、白色系シロスグリ(白スグリ)、黒色系クロフサスグリ(カシス)と呼びます。
ヨーロッパでスグリはジャムやゼリー、果実酒などに加工するため、ごく普通に栽培されています。
赤色品種は酸味が強く、専ら加工用です。
白色品種は若干甘味があるので、生食も可能です。小さく可憐な実であるため、ケーキやパフェなどのかざりとしてもしばしば用いられます。
クロスグリ(クロ酸塊、別名クロフサスグリ、英名ブラックカランと(Blackcurrant)は、カシス(仏語 Cassis)とも呼ばれます。カシスソーダで知られています。
実はポリフェノール含有量がブルーベリーをはるかにしのぎ、目にとてもいい果物で、黒に近い濃紫色で、ビタミンCやアントシアニンが豊富です。
日本国内では青森県が主な産地となっています。
クロスグリの実はかすかな苦味を持ち、ゼリー、ジャム、アイスクリーム、コーディアル、リキュールなどに利用されています。
欧州、英国では、クロスグリの風味を加えたりクッキーが多数存在します。しかし、北アメリカでは、この風味が取り除かれたりしています。また、クロスグリを使った飲み物は様々なものが販売されています。
花言葉は、『あなたの渋い顔が私を苦しめる』 ……???……