オオイヌタデ : Phoygounum nodosum Pers.
工事現場の片隅に、太陽が強烈に照りつける中、しっかりと咲いています。
幼い頃にはあちこちで咲いていて、ままごと遊びの格好の材料になっていました。
この花は、『あかまんま』と呼んでいたような気がします。
道路が整備されて、アスファルトで舗装されるようになってから、道端のあちこちで見かけた草花が、めったに見ることが出来なくなりました。
でも、見つけた時は懐かしくて、とても嬉しくなりました。
今年は、残暑厳しいとのこと。各地で集中豪雨の被害が報告されていますが、工事現場は照りつける日の光で眩しいほどです。
道路整備などにより、身の回りの動植物の生育環境が大きく変わりました。
便利になった事と引き替えに、多くのものが失われています。
