このビデオテープ、ずーっと封印していたんです。
これは、娘を妊娠中の超音波映像と、
3D映像と、
出産時を撮影したビデオです。
出産した産婦人科のサービスで、検診ごとに撮ってもらえました。
娘は3540gと大きめベビーだったので、出産がすごく大変で辛かったです。
「いい記念になるよ。子供が大きくなったら一緒に見てね」
と先生に言われたけど、
冗談じゃない!!!怖くて見られない!!!![]()
って封印していました。
出産の時の事をちょっと書いてみようかな?って思ったので、書いてみます。
予定日を5日過ぎても赤ちゃんが下りてこなくて、
朝検診に行っても
「まだだね~。これ以上遅れると大きくなるから出産が大変だぞ~」
って先生に言われました。
散歩さぼってたし・・・。それでかな・・・?
って思ってました。
真夏の8月に、2~3時間も外を歩くなんて、
暑がり&汗かきの私にはかなり苦痛で、けっこうサボっていたんです![]()
これは後で激しく後悔しました。
本当に出産の時大変だったから。。。
検診が終わって、夏休みだったからついて来ていたはずのダンナがいなくて、
近所のパチンコ屋さんをウロウロ歩いて探しました。
炎天下で、すごくしんどかった![]()
やっと見つけて、お昼ご飯は「びっくりドンキー」で食べて、
マックシェイクが飲みたくてマクドナルドに行きました。
帰宅後、暑くてクーラーつけて二人で昼寝をしていました。
1時間くらいして、お漏らしした感触があって、
「あらやだ、尿モレだわ」って思いました。
何度か尿モレしていたので。
でも、何か違う・・・。
拭いても拭いても濡れるんです。
その時、妊娠雑誌の
「尿モレと破水の違いの見分け方」の記事を思い出しました。
・尿の出口をキュッと締めても出る。
・出てくる液体が生暖かい。
・出てくる液体が生臭い。
とりあえず、キュッと締めてみました。
・・・出るよ・・・えっ?破水??
私、破水ってドバーッと出ると思ってたんです。
ちょうど私の1年前に出産した友達が、
「寝ているときにパン!って音がして、ドバーッって水が出た」と言っていたので、
破水とはそういうものだと思っていたんです。
私のそのときの状態は、チョロチョロ・・・って感じなんですが、止まらない!
「破水だぁ~!」って気付いて、昼寝しているダンナを起こしました。
「ねえ!破水したみたい。病院行かなきゃ。どうしよう~」
「えっ!?破水??もう産まれるのか!?」とうろたえるダンナ。
「とりあえず、破水だけ。陣痛は全くナシ。病院に電話してみるよ」
病院に電話すると、
「陣痛が無いのなら、もうすぐ5時だし夕方からの外来に来てください」
って言われて、なんだかガックリきた覚えがあります。
そのまま用意していた入院グッズを詰めた旅行カバンを持って出かけました。
予定日過ぎていたから、用意万端!って思っていたけど、大失敗がひとつ。
メイク道具一式忘れました~![]()
お見舞いで親戚や友人は来るし、
病院では他の出産したばかりのママさんとのお食事会があるんです。
他のママさん、半分くらいの人がうっすらメイクしていました![]()
病院に貼りだされるベビーを抱っこしての記念撮影もノーメイク。
退院の時の写真もノーメイク。
昼間退院・真夏なのにノーメイク。
ホント、これは大失敗でした![]()
ダンナに言っても化粧品のことなんてわからないから頼めない。
退院後そのまま実家に行っちゃったので、取りに行けず。
(近いから行けるけど、外に出ると言ったら実母激怒でした)
数日後まだ出血していたのに、歩いてコンビニに行って
ファンデーション・アイブロウ・チーク・口紅を買いました。
コンビニに色々揃ってて良かった~と感謝しました。
これから出産するみなさん、メイク道具も入院セットに入れておきましょうね!
ちなみに、スキンケアも入院用のお試しセットしか入れてなくて、
後日通販で買いました![]()
あっ、こんなことより出産の話。
夕方の外来で受診すると
「これは破水だね。よーし、いよいよ出産だぞ。入院してね」
と言われ、ドキドキしてきました。
でも、陣痛が全く無くて、
「本当に陣痛って痛いのかなぁ・・・?」って思ってました。
その時は!!!
入院の夕食は、午後3時までに入院じゃないと準備できないとのことで、
近所のスーパーでダンナにお弁当とお菓子を買って来てもらいました。
実母・弟・弟嫁ちゃん・姪っ子(上の子・当時3歳)が面会に来てくれて、
ホッとしました。
病室がうまっていて、陣痛室で一晩過ごすことになりました。
一人だとなんだか寂しかったですね~。
陣痛がいつ来るかドキドキしていたので、あまり眠れませんでした。
翌朝、6時過ぎに助産師さんが内診してくれましたが、
子宮口は全く開いていなくて、陣痛もありません。
でも、破水はしていて、ずーっとチョロチョロ出ていました。
7時になっても陣痛が無いので、それから1時間おきに錠剤のお薬を処方されて飲みました。
説明は受けたんですけど、緊張しすぎて覚えていません。
9時くらいから、陣痛らしき痛みがきました。
11時に下の診察室で先生の内診を受けたんですけど、
「全然開いてないなぁ~。ちょっと歩こうか」と階段の往復を何度かしました。
ふぅ~ふぅ~と息をしながらで、痛かったですね~。
助産師さんや看護師さんに
「すごく痛いですよ~。まだ痛くなるんですか??」って聞いたら
「まだ話せるじゃない。まだ”陣痛”じゃないわよ」って言われて
冷たい・・・
って思った覚えがあります。
でも、本当にそうでした。こんなの陣痛の序の口だったんですね。
お昼ごはんは「串カツ膳」で、たくさんの串カツでした。
でも、痛くて食べられなくて・・・。
ちょうどお嫁ちゃんと姪っ子が来てくれて、
「ぴーちゃん、食べないの?●●食べてもいい?」と聞くので
「い・・・いいよ。全部あげるよ・・・」と言うと
「ありがと~
」と笑顔で食べていました。
(この頃の姪っ子は、ママとママの妹2人・ばあば以外の女性をみんな「ぴーちゃん」と言っていました)
お昼ごはんの時間の後、もう一度内診を受けても子宮口は全く開いていなくて、
錠剤が点滴になりました。
このときも説明受けたけど、全く覚えていません。
この点滴、たぶん陣痛促進剤だったんですね。
点滴開始から1時間もしないうちに、ものすごい激痛がやってきました
今までの痛さとは比べ物にならない、すんごい痛みでした。
ラマーズ法の呼吸法なんて、どこかに吹き飛びました。
痛くて痛くて、「痛い~!助けて~!」しか頭に浮かびません。
ダンナがさすってくれようとしても、全く違う場所なので、
感謝よりも怒りがこみ上げて来て
「そこじゃないっ!!!
」って怒鳴った覚えがあります![]()
ごめんね。。。
この時、内診してやっと子宮口が1センチ開いていることがわかりました。
ここから、予想外の出来事と、出産が待っていました。
長くなるので、続きます。
