天秤座と蠍座

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載せた絵と文章は別に関係ないです。

偶然見つけてファンになったフランスのIsabelle cochereau(イザベル・コシュロー)って人の絵(コラージュ作品)

 

 

 

 

 

 

 

これから1年間を象徴する大見出しを掲げる木星蠍座へ移行、

 

そして月間目標を掲げる太陽は今天秤座にあり、しばらくすれば蠍座

 

今、星の時間は天秤座蠍座のあわいにある、

 

ということで、天秤座蠍座の性質について自分が前に書いたものを、

メルマガから転載します

 

 

 

 

『天秤座は風のエレメントの活動サインです。』

 

 

 

風: Hot & Moist

 

Hot: 密度は薄く軽い。膨張・拡散、場を活性化さ

せる。活発で積極的

Moist : 他とよく混じり合う、または他者の意見や

周囲からの影響力に反応しやすい

 

 

「活動」

 

自発的に積極的に動いていくことで新しい展開を

作る。

行動に移したり意志表明をするのが早く、何らか

の活動を

先導したり取り仕切ったりする立場になりやすい。

積極的な状況打開の力。一方、待つことや同じ姿

勢を維

持することが苦手。すぐに見切りをつけ次に行く。

衝動性と軽率さ。早合点の癖

 

 

 

 

 

 

ひとつ前のサインである乙女座は受け持ちの場の

保全と事物の徹底した品質管理のために、自らの

技能の専門性を研ぎ澄ませようとしました。

その卓越した能力は、扱う物事をあるべき場に慎

重に配置するために使われるのですが、同時にそ

のことによって自分自身を防護します。

身に付けた確かな技能によって自らをある場にし

っかりと接続すること。

仕事人として確実に他者の要求に応えられる個人

であること。

それがこの人の確かな拠り所となります。

 

 

技能の確かさ、仕事人としての信頼の固さは、こ

の人の立場を保証します。

それをより確固としたものにするために、受け持

ちの分野にて正確性や明晰さを追及します。

しかし一方、それは純潔を保つための異物の排除

ということを含んでいます。

研鑽をつみ、この領域についてよく分かっている

自分自身の手先は信用できる。

しかしよくわからない他人の流儀が紛れ込むこと

は怖いと思います。

そこで登場するのが天秤座です。

 

天秤座は、各部署に散らばった異なる専門家同士

を、うまく仲介しようとします。

 

乙女座は部分ごとの違いにフォーカスし、その違

いごとに適切な処置を、というスタンスでした。

しかし天秤座は、風サインらしく、現場性から適

度な距離を置きつつ、より広い、俯瞰的な立場か

ら全体を眺めようとします。

異なるもの同士が異なったまま包含される全体像、

という第3の視点に立つことができます。

そして、異なるものの個性それぞれに異なる面白

みを見出し、それぞれの個性同士の相互交流を促

します。

 

ある意味天秤座は舞台の演出家、または外交官や

交渉人向きという感じです。

多様な役者同士の調和的な関係性の在り方ついて、

客観的な立場からよく考えようとします。

違った者同士の架け橋となる共通言語を探し出し、

全員に平等に話しかけようとします。

 

 

天秤座の神話的照応は、乙女座とも一部共通して

おり、正義の女神アストライアです。

アストライアの持つ秤、その一方に自分、また一

方に他者を(または異なる他者同士を)おきます。

目の前の他者の価値観に面白みを見出だし、同時

に、他者の価値観から見た自分の個性というもの

を客観的に意識しようとします。

そして相互の異なる美点を損ねず、より生かせる

よう、互いの立ち位置を探ろうとします。

天秤を釣り合わせようとします。

違いを認めた上でのコラボレーションを、調和的

に成り立たせようとするのです。

 

 

支配している身体部位は、腰骨、または腎臓です。

人間の身体には、生活習慣によって左右いずれか

への偏りが出てきます。

その全身の歪みの大元こそが、腰骨のズレです。

つまり、全身の左右のバランスが取れているかい

ないかを司るのが、腰骨なのです。

腰骨はまた、上半身と下半身、つまり異なる役割

の者同士をつなぐ役割も持っています。

左右のバランスを司り、上下それぞれの役割の仲

介役としてもある、それが腰骨なのです。

天秤座はまさに、12サインの前半と後半の間にあ

り、両者を仲介する場所にあります。

 

また腎臓はその腰のあたりにあり、血液から老廃

物や塩分をろ過したり、塩分と水分の輩出量をコ

ントロールすることで、全身の体液の程よいあり

方を調整する機能をになっている臓器です。

 

 

風のサイン特有の美点は、異なる多様な価値観そ

れぞれへの相対的な目線です。

 

双子座は無邪気に、バラエティ豊かに広がる言葉

たちを楽しみ、戯れ尽くしました。

しかし天秤座は、多様な個性たちの交流を促し、

結びつけ、新しい文化を生み出してゆこうとしま

す。

重要なのは、複数のものを結び付ける際に参照す

べき客観的な理念があるということです。

それが、支配星である「金星」のキーワードとも

なっている「美と調和」というものです。

牡牛座の支配星も「金星」でした。

しかし、牡牛座に属する「金星」が「自分が感じ

る美」という内向性を持つのに対し、天秤座に属

する金星は「あなたとわたしの、または誰かと誰

かの間に生まれる美」というものです。

それは外部の異なるものたちとの交流と、それら

の中で達成される平和的な調和の中に見出され

ます。

 

天秤座は異なるもの同士の関係性のバランスを、

ある種デザイナー的な審美眼を持って、俯瞰的に

調整しようとします。

部分部分の違いを認識したうえで、じゃあ、それ

らがどう歩み寄れるんだろう?どう架け橋するこ

とができるんだろう?と考えます。

なし崩し的に取り込んだり、取り込まれてしまう

ようなことはせずに、あくまでも冷静に、互いに

ウィンウィンな関係になれるための適切な調整を

しようとします。

 

 

異なるもの同士を関係させ、その中でバランスと

調和を見出そうとする天秤座ですが、それは人間

同士の関係のみに限定されるわけではありません。

やはり美の星・金星をルーラーとするだけあって、

ファッションやアート関連は言わずもがなですが、

異なる人間同士に通底する、普遍的で客観的な理

念の追及として、多くのものの違いを調停する法

律や哲学に関連することも得意分野であると言え

ます。

 

 

天秤座は風サインならではのコミュニケーション

欲求で、いろいろな個性と関わりを持とうとしま

す。

どれかに肩入れするのではなく、そのすべてとの

間に良い関係を持ちたいと願います。

そのため、人間関係に振り回される八方美人的な

優柔不断さ、というのがしばしば天秤座の欠点と

されます。

または、全ての人に好印象を持ってもらうために

うわべだけ綺麗に取り繕う、ということもありえ

ます。

しかし、成熟した天秤座は、あらゆる人が平等に

関わり合えるために貢献する普遍的な知恵、普遍

的な理念そのものを探求し、それを様々な立場の

人に教え広めようとします。

そのため、チャートの中で天秤座が強く出ている

人物は、抽象的な知的概念を扱う学者や教師など

にたいへん向いているともいえるでしょう。

 

 

たとえば、弁護士(これもなかなか天秤座向きな

仕事です)であり、暴力や武力に頼らない

非暴力・不服従運動を呼びかけ、イギリスからの

インド独立を指揮したマハトマ・ガンディー、彼

の人権運動と植民地解放運動における平和的な手

法は後のさまざまな人々に影響を与えることにな

りました。また彼は、自らの思想が様々な宗教に

通底するものであるとして、宗教の違いを超えた

対話を呼びかけました。

 

 

狂気、医療、刑罰、セクシュアリティにまつわる

歴史的観念の推移に関する研究で知られるフラン

スの思想家・ミシェル・フーコー、彼の関心は、

真実の規定と維持に関する、権力の深い関係(そ

れは見えにくい部分にまで浸透している)でした。

つまり権力というものによって、常に我々の公平

な話し合いの可能性は侵されているということを

看破したともいえるのです。

獄房に収監された囚人がいつ看守に監

視されているか、いないのか分からないままに、

すべての方向から監視されているという監獄建築

・パノプティコンを、人々を知らず知らず管理、

統制された環境に置く現代の社会システムの比喩

として用いたことでも有名なフーコーですが、パ

ノプティコンという認識はまさに、他者の眼差し

に内在する権力とどう折り合いをつけるかという

ことがテーマでもある天秤座性のいささかパラノ

イアックな出方であるとも思えてきます。

 

 

「眼差し」といえば、精神病のひとつの原因とし

て「まなざし」が大きな役割を果たしているとい

う説をたてた、やはり天秤座のR.D.レインという

精神医学者・思想家がいます。自分が存在してい

ることを確認するためには他者の視線を拠り所に

するしかない、という、まさに天秤座的な認識が

元となっています。

 

 

天秤座といえばパートナーシップというキーワー

ドがあがりますが、ジョン・レノン(天秤座)と

オノ・ヨーコ(水瓶座)は世界一有名なパートナ

ー像のひとつであると言えるかもしれません。

この2人はアーティストとしてのコラボレーショ

ンはもちろんのこと、反戦・平和の世界的なアイ

コンとしても活躍しました。

 

 

わたしの仲の良い人で、ネット上にさかんに自分

のつながりのある人々の仕事についてのインタビ

ュー動画を上げている方がいますが、その方は月

と金星が天秤座にあります。

様々な人の活動に興味を持ち、その個性を引き出

し、人々への仲介役となる、まさに天秤座的な活

動と言えます。

 

 

外見的な印象や行動パターンや雰囲気などとして

出るアセンダントですが、わたし自身、天秤座が

ここにあります。

たしかに八方美人的に人を選ばず話しかけようと

します。

しかしこれは対面鑑定や講座をする際、不特定多

数の他者に対して公平に接しなけらばならない仕

事には好都合です。

それから、服装コーディネートにかなりこだわる、

というか楽しみを見出します。

これは他の天秤座アセンダントや天秤座の金星の

人を見てもそんな感じです。

他人の服装にもかなりの興味を持って観察し、良

いと思うところをよく誉めたりもします。

 

 

 

私の選んだ天秤座ソングのひとつ

https://ameblo.jp/peregrineislands/entry-12161252977.html

 

 

 

 

さて、お次は蠍座です。

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

『蠍座は水エレメントの固定サインです』

 

 

 

水 :Cold & Moist

 

Cold : 密度は濃く重い。収縮・蓄積、場を沈静化

させる。穏やかで受容的

Moist : 他とよく混じり合う、他者の意見や周囲か

らの影響力に反応しやすい

 

 

「固定サイン」

 

同じパターンを長期に渡って飽きずに繰り返す。

ある一定の質や個性的なこだわりを変わらずに

維持。長くかかる難しい仕事を腰

をすえてコツコツとやり抜く。一方で変化が必

要なときでも重い

腰を上げない。マンネリ状態やストレスの鬱積

状態の中で腐りがちな所も

 

 

 

 

 

 

天秤座の段階で、異なる肩書きの者同士が活発な

交流を持ちました。

「私」の価値と「あなた」の価値がフェアに比較

され、均衡を取る、という形でそれらは行われま

した。

相手が自分と同じように、自分自身の意志がある

自由な人格を持つ存在であるということ。

それを認識することなしにはできないことです。

その上で、その自由を尊重し、それを侵害しない

ための距離の取り方を学んだのです。

 

分け合える領域とそうでない領域を互いに明確に

認識するために、天秤座は言葉を用いて話し合お

うとします。

天秤座が興味を持つのは不特定多数の個性なので、

多くの人を架け橋できる共通言語を用いようとし

ます。

そつのない常識的な取り決めの中で、いわば互い

の意識的了解において設定された標準語を使って

言葉が交わされます。

しかしそれでは、実は誰もが氷山の一角しか見せ

ていないことになります。

その人自身の固有の訛りのきつさ、言葉にならぬ

叫びは隠されたままで、そこに触れることができ

ません。

公共の広場でたくさんの人と知り合いになります

が、誰もがそういった場で公開できる自分の一部

を取り繕って出しているだけです。

天秤座の次に来る蠍座は、その下にある見えてい

ない深みにある闇の匂いを嗅ごうとします。

公共の言葉の覆いの裏側へと侵入していこうとし

ます。

 

 

水サインの力は、他者と深く共感し合うこと、混

ざり合うことです。

相手と自分の感情との深い同期を見いだすことで

す。

苦楽を共にし、情を混じり合わせる中、「わたし

とあなた」との間に一体感を醸成しようとします。

多様性を包含する広やかな風サインの視野から、

特定の磁場への深い一体化を志向する水サインへ

の移行です。

 

同じ水サインでも、蟹座の同化は元から馴染んで

きたものと、安心感に包まれつつ、というもので

した。

それは自らの意識的選択以前に既にそこに飲み込

まれていたところの関係性への回帰でした。

しかし蠍座は、後天的に作り上げられた人格の囲

いの裏側を探り、そこに自らの情動と同期するも

のを見出します。

 

 

天秤座の段階で「わたしはこういうものです」

「あなたははこんな方なのですね」と、名刺交換

をしました。

しかし蠍座になると、その名刺に書かれた言葉な

どどうでも良いのです。

蠍座が興味を持つのは、そこに付着した他者の体

液の匂いです。

そこに言葉では語れない濃厚なエッセンスを嗅ぎ

取り、魅了されてしまうのです。

分節化し、切り分けて整理し、違いを際立たせる

言葉。

その言葉の囲いを乗り越えたところにあるのが

「やっぱりわたしたちは同じ体液から成っている」

ということです。

 

 

蠍座の支配星は火星です

 

(モダンではこれは冥王星とされており、火星

副支配星として用いられますが、ここでは占星術の

より古い伝統にのっとり、とりあえずは火星であ

るとして語ります。伝統占星術の復興以来、トラ

ンスサタニアンにルーラーシップを持たせること

が当然としてあったモダン占星術の考え方が改め

て議論されることになりました。いずれ改めて、

このことについても詳しく語ってみたいと思いま

す)

 

牡羊座的な火星は、未知の環境へと飛び込んでゆ

く瞬発力でした。

しかし蠍座火星は持続力と耐久力です。

それは何かに延々と関わり続け、深めていこうと

する探求心であり、深みの中で得たものを決して

手放そうとしない覚悟です。

 

 

蠍座は他者の表の顔の背後に隠れているものに惹

かれ、それをつかみたいと欲します。

お前が背後に隠しているものは何なんだ?と執拗

に追い詰め、絡みつきます。

そしてほとんど、こちらが相手を捕えようとして

いるのか、それとも相手が自分を捕えてしまって

いるのか、区別がつかなくなってしまいます。

やがて、互いの想いは同期します。

求める原動力も、求められるものの核心も、本質

は同じです。

それは言葉を破ってあふれだしてくる、叫びや涙

です。

身につけた技能やロジックで分節化され、囲いに

覆われた心は、分離の痛みにずっと嗚咽していま

した。

あなたの中でも、わたしの中でも、それは同じで

した。

だから、混ざり合いたい、差異を壊してその源へ

と帰りたい、と同じように切望するのです。

 

 

身体部位では生殖器を支配します。

性器は粘膜でできた弱い部分です。

しかし、人は愛する人とこの部分をなすり合いな

がら、一つになろうとするのです。

もっとも弱い部分を互いに預け合いながら、一体

となること。

それはひとつの深い信頼の証ではないでしょうか

(もちろん、深い意味はなく排泄行為に近いもの

としてする性行為はまた別です)

しかし、性というのはひとつのメタファーでもあ

ります。

蠍座が何かに取り組むときには、それほどまでに

すべてを捧げ、対象と一体化してしまう程にのめ

り込む、ということです。

対象を飲み込みたいと切望するのですが、そうす

るために自らを対象に飲み込ませるのが蠍座です。

 

 

自らを「どんな動物も仕留めることができる比類

なき漁師だ」と自慢していたオリオン

しかし、大地の女神ガイアは「自分が獲物を与え

てやっているから猟ができるのに、そこへの感謝

がなく、思いあがった奴だ」と怒り、を放ちま

した。

蠍は一撃でオリオンを倒しました。

ギリシャ神話のエピソード中のこの蠍が、蠍座の

モチーフとなっています。

 

蠍座は深みを知るサインです。

それはしばしば、この蠍のように、どんな強いもの

にも隠されたウィークポイントがある、ということ

まで見抜く洞察力として生きます。

または人の心の深みを握って離さない、不思議に磁

力的な魅力として昇華される場合もあります(人気

アイドルや俳優にも蠍座は実に多いです)

 

 

蠍座は深い一体化によって、誰かの一人では生きて

ゆけぬ人間の本質的な弱さを、しっかりと受け止め

ようとします。

 

また、自らの内なるものもすべてさらけ出し、相手

に預けてしまいます。

何があってもすべて飲み込み、抱きしめてくれる他

者がいるということは、根源的な支えとなります。

一方、結びつきが強いほど、その関係性を失えばま

た一個の人間の弱さと向き合わねばならぬという運

命も逆照射されることになります。

深すぎる関係性の総体こそがもはや一個の「自分」

となってしまえば、その関係性が損なわれてしまう

ことがすなわち自己喪失ということになります。

よって、深く結び付く喜びは、再び別離してしまう

ことへの恐怖と表裏一体です。

この恐怖にとらわれると、蠍座は愛する他者を飲み

込もうとします。

または進んで他者の影響力に飲み込まれてしまおう

とします。

いわゆる「共依存」、「愛情という名の支配」に陥

りやすい危険性を内包しているということです。

 

ヤマアラシのジレンマというのは、有名な心理学の

概念です。

互いに温め合おうと体を寄せ合うヤマアラシ、しか

し近寄りすぎるとトゲが刺さって痛い。

痛いから離れようとするのですが、こんどはやはり

寒くてかなわない。

くっつき合うことにも離れることにも、どっちにし

ろ苦痛が伴ってしまうのです。

 

孤独を癒すために愛し合うが、しかしその愛の強さ

ゆえ、相手の自由を侵害し、束縛してしまいそうに

なる、そんな蠍座の危うさには、まさにこの概念は

しっくりくるところがあります。

他人は他人だと割り切って考えることが難しいのが

水サインの特徴です。

特に蠍座は自らの思いの深さ故に苦しむことも多い

と思います。

しかし、逆に言えば、これほどまでに何かとの間に

できた絆を裏切らないサインはありません。

 

天秤座的な不特定多数とのバラエティ豊かな付き合

いというわけではなく、蠍座は深い感情を預け合え

る特定の相手に対してだけ、ほぼ忠誠とでも言える

ような誠実な姿勢で向き合おうとします。

結ばれた絆を決して裏切ろうとはしません。

蠍座ほどに「全身全霊」を捧げて「本気」を貫くサ

インはありません。

雨が降ろうが風が吹こうが、この人だけは見切りを

つけずに残っていてくれた。

壊れかけても消えかけても、この人だけは最後まで

踏ん張り続けた。

蠍座の深みと強みは、逆境に耐え抜く年月が証明す

ることになるでしょう。

 

 

松村潔のたとえでは、蠍座は「圧力釜」です。

閉鎖空間での濃密な接近戦です。

何度ダウンしてもそこから復活し、目の前の特定の

対象との格闘を続けようとします。

いったんロックオンすれば命果てようとも、いや何

度死んでもまた生き返ってやろう、というほどの執

念を見せます(執念というとすさまじい感じがしま

すが、ある種の何の発展性もない腐れ縁や惰性的な

執着である場合ももちろんあるでしょう)

何度も何度も同一の対象にアタックしていかなけれ

ば知りえない深みを得るのが蠍座です。

とりたて新鮮食材を生で、というのが牡羊座である

とすれば、「発酵食品」というのは蠍座的だと思い

ます。

 

 

チャートの中で蠍座の際立つ有名人には、いかにも

その情の濃さが目立つ感じが多いです。

たとえば、わたし調べでは、太陽火星蠍座にあ

るチャートの持ち主で、濃い情念を放つ熱唱系のシ

ンガーが人物が何人もあがりました。

たとえば

中島みゆき、小谷美沙子、Hyde、本田美奈子、

Superfly、綾香、

YESのジョン・アンダーソン、カート・コバーン、

マリリン・マンソン、スマッシングパンプキンズ

のビリー・コ―ガンなどなどは火星や太陽が蠍座に、

鬼束ちひろ、黒夢の清春、デーモン小暮、つんく、

aiko、Nokkoなどは太陽や金星が蠍座に。

なんというか、さっぱりさわやか系というのはあま

りいないです。雰囲気や外見といい、歌いっぷりと

言い、ダークな、もしくはじっとり濃厚な感じと言

いますか、ヤバいくらい思いつめてしまうとか、

そういう感じが目立ちます(そういえばX Japanの

Yoshikiも蠍座男ですが、彼なんて演奏も

曲も雰囲気もモロに蠍座臭を放っている感じです)

 

ところで、実は書いているわたし自身、火星蠍座

にあるのですが、やはり、カラオケにいけばかなり

の熱唱をせずにはいられないタイプです笑

 

また、同じく蠍座火星を持つフランク・ザッパや

ジミ・ヘンドリクスはギタリストとして有名でもあ

りますが、彼ら2人の、ヘヴィかつディープな熱情

をメラメラとたぎらせ続ける演奏は、実に蠍座的な

闘志と執念を感じさせるものがあります(youtube

にいっぱいあがっているのでぜひ聴いてみてくださ

い)

 

 

蠍座は深い一体感を求めるサインです。気力と体力

の限りを尽くして、対象を追い求め、掌握してしま

おうとします。

これはあからさまに性行為への執着として出ること

もあります。

ピカソや北斎は、その絵画への向き合い方の生涯を

賭けた蠍座的に絶倫感のある熱烈さでも共通します

が、それよりも分かりやすい共通点が、あからさま

に激しくさらけだされたセックス画を、両者ともに

多数残していることです。

 

 

蠍座の内面はやはり圧力釜のようなものです。

激烈な感情に煩悶しています。

ピカソの絵画の中の人物も、同じく蠍座作家のドス

トエフスキーや手塚治の作品の登場人物も、その臓

腑をえぐられたかのような激烈な煩悶っぷりを見て

ください。

 

 

蠍座はマニアックにずっと何かを追求し続けるサイ

ンです。

昔盛んにmixiでいろいろな人と交流していた頃に知

り合って、よく参考にさせてもらっていた、アンダ

ーグラウンドな即興演奏やあまり一般的ではない現

代音楽や実験的な音楽シーンに詳しい批評家2人が

いますが、どちらも蠍座の人でした。

実にマニアックな領域に的を絞って攻め続けていた

2人でしたが、驚くべきはその投稿内容の濃さと、

投稿頻度の全く途切れない、持続性でした。

獅子座のようなわかりやすい目立ち方はしません、

というより、蠍座は目立たない、わかりにくい深み

をつかもうと、深海潜水士のように深く潜っていく

のです。

 

 

私の選んだ蠍座ソングのひとつ

https://ameblo.jp/peregrineislands/entry-12161776212.html

 

 

 

 

 

 

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