<1st Feb Sat>

1月はコンサート6回、オペラ3回、ミュージカル1回、外食7回、着物4回と結構忙しかったけど、2月はヒマなので、ネットでオペラとか観ましょうかね。ギャラリーやミュージカルにも行こうかな。

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1月30日はRoyal Festival Hallに辻井伸行さんが出演(→こちら)。

サウスバンクの切符買った時に、辻井伸行さんの出るコンサートがふたつあり、ソロでたっぷり聴ける4月13日のQueen Elizabeth Hallのリサイタル(→こちら)は気合入れて最前列買いましたが、今回のはPhilharmoniaとの共演でコンチェルトだけなので安いコーラス席でいいかと(枚数割引付きで13ポンド弱)。辻井さんならショパンのピアノコンチェルトは余裕で弾けるでしょうからスリルもなさそうだし。

 

2,700席もあるロンドンでは一番大きいコンサートホール(プロムスは除く)がほぼ満席だったのは、ショパン人気ということも多少あったでしょうが主に辻井さんがお目当ての人がほとんどでしょうから、ロンドンで何度も演奏して知名度がかなり上がったという事。このサウスバンクのピアノ・リサイタルはピアニストの人気と知名度でRoyal Fetival Hall, Queen Elizabeth Hall, Purcell Roomと大中小3ホールがあり、辻井さんはこれまで通り4月も「中」であるQueen Elizabeth Hallですが、車椅子席以外は売り切れてるし、次はいよいよ「大」のRoyal Festival Hallではないかと期待してます。

 

 

Philharmonia Orchestra

Santtu-Matias Rouvali conductor

Nobuyuki Tsujii piano

 

Tchaikovsky: Capriccio Italien

Chopin: Piano Concerto No.1

リストのラ・カンパネラ(アンコール)

Interval

Bartók: Concerto for Orchestra

ブラームスのハンガリー舞曲1番(アンコール)

 

この日のコンサートはBBCラジオで生放送してて録音でも聴き、もちろん立派な演奏でしたが、私の好みで言うショパンにしてはちょっと音が固い印象。これだけの大ホールでは甘く優しく弾くわけにはいかないでしょうが。今回は残念ながらヴァイオリンの譜面台が邪魔で辻井さんの左手はよく見えませんでしたが、右手と横顔はしっかり見えました。

アンコールは予想通りのラ・カンパネラで、私は彼の演奏でこの曲を何度か聴いてるのですが、初めて聴いた人は凄く感動したことでしょう。

 

インターバルのバルトークのConcerto for Orchestraはなかなか面白い曲で意外に楽しめましたが、皆が帰り支度してたらいきなりアンコールが始まり、びっくり。オケだけのアンコールなんて初めてでしたが、バルトークが短かくてすみませんってこと? ブラームスのハンガリー舞曲1番はお馴染みの曲だし、もちろん盛り上がりました。

 

 

 

 

後姿ばかりではナンですので、正面2列目にお座りだった胡蝶蘭さんのお写真をお借りしました。巨大なパイプオルガンの下で赤い服で立って写真撮ってる私が写り込んでます。白髪のトーチャンは左隣で座って写真撮ってます。

 

 

 

コーラス席は理想的な聴こえ方ではないものの、観客の様子がよく見えるのが面白くて(指揮者の顔も)、この日は当然日本人が多くて知り合いも沢山いました。私は辻井さんのロンドンデビューだった2013年のプロムスからおそらく一度も逃すことなく生で聴いてると思いますが、ロンドンでここまで認められるようになった事が感慨深かったですおねがい

 

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<リサイタル>

辻井伸行   2016年4月 Wigmore Hall

辻井伸行 2017年4月 Wigmore Hall

辻井伸行 2019年1月 Queen Elizabeth Hall

辻井伸行   2022年11月 Queen Elizabeth Hall

辻井伸行 2024年4月 Wigmore Hall

<オケとの共演>

辻井伸行(Proms) 2013年7月 Royal Albert Hall

辻井伸行&RPO 2023年6月 Royal Festival Hall