【先発投手】

巨人:今村(1勝0敗0S)

広島:ジョンソン(1勝3敗0S)

 

【スコアボード】

巨|000 000 200 0|2 H10 E2

広|100 000 100 1X|3 H10 E0

勝利投手:レグナルト(1勝0敗0S)

敗戦投手:野上(0勝1敗1S)

セーブ:なし

 

【得点シーン】

1回裏

バティスタ:今村から右6号ソロ 1点
7回表

丸:一岡から中二塁打 2点

7回裏

曾澤:畠から中二塁打 1点

10回裏

バティスタ:野上から左安打 1点

 

【寸評】

審判団は誰かから銭を幾ら貰ってるんだ?怒らないから正直に言ってみろ。それとも審判のあいつやこいつが個人的に領収証の必要ない金銭の授受でもしてるのか?そうでなければ到底納得のいかない1回裏の緒方監督退場劇。

 

退場自体は仕方がないと思おう。現実的にあれだけ審判にまくし立ててたらそうなるだろう。というかそれ覚悟であそこまで詰め寄ったんだからな。じゃあ何故そんな事になったかだよ。

 

菊池の打った遊ゴロを坂本が悪送球して菊池は一度は一塁に間に合った、審判も一度はセーフの判定をしている。がオーバーラン気味だったのを懸念してか急いで塁に戻ろうとする菊池に中島がタッチしてアウトの判定。何故?菊池が戻ったのも謎っちゃ謎だが、そもそも一塁は走り抜けOKの筈だろ?あそこでアウトになる根拠が全く分からなかった。試合が終わってからかな審判の談話として「菊池が二塁に行く素振りを見せたのでタッチアウトとした」とかそんな事言ってたな。どこが?戻る時も二塁方向とは逆を向いて戻ってるがな。百歩譲って進塁意識ならそのまま反時計回りで二塁方向向いた勢いで戻るだろ。この審判何を根拠に判定してんだ?

 

万歩譲って菊池もそういう意識で走塁しててタッチアウトになったとしよう。それを当該監督にきちんと説明も出来ないで何が審判だ?緒方監督と審判団でリクエストに挙がる主題を全く取り違えてるじゃねえか。それも審判が勧めてリクエストにしたんだってな、それでこの仕打ち?てめえがゲームを作ってるのか?誰に忖度してゲームを作ろうとしてるんだ?どこに試合に対しての誠意があるんだ?言ってみろクソバカ審判ども。冒頭にも言ったが金銭授受があってのこの判定ならまだああそうかこいつら真っ黒なんだなと納得できるわ。公明正大真摯な覚悟であのジャッジだったら人としての良識を疑うぜ。あいつらにはもう正義なんてねえな。

 

今回のあれこれについて巨人に対して言うのはお門違いです。巨人というチーム自体は感情的に相いれない所は多くありますが、坂本も中島もやるべき事をやっていた。選手やプレイに罪はないのであります。ゲレーロが走塁で菊池を削ったのはちょっと釈然としなかったがきちんと謝ってたしあれこそ事故だったんだろう。

 

クソバカの話はもういいです。ここまで書くのに疲れた。試合はまあお互いヒットが多く出たにもかかわらず点数がそれほどではないのは要所要所を締めていたからだろう。KJは相変わらず本調子は程遠いようだがそれでもここのところを考えると及第点でいいのではないかと思う。四球がどうしても多く出てしまうんだよな、今まででは振らせてた球がそう見えない感じになってるのか。何にしても暖かいデーゲームで捕手石原だからなそりゃあ結果出してもらわないと困るってもんで、一応ローテからは外れずこのまま戦っていくようなので次こそは文句の付けようのないピッチングを頼みますよ。

 

バティスタが超調子がいい。緒方監督が退場になった直後に今村の球をガツンとスタンドまで放り込みやがった。その後誠也にもヒットが出て繋がってるんだけどそこからがしばらく耐えて燃える時間だったな。四球は出るがなかなかヒットが出ない、やっと広輔がヒット打ったと思ったらKJがバント失敗併殺とかなかなか。6回はバティスタ出るも陽の好守備に阻まれて遭えなく併殺その後西川ヒットも盗塁失敗。どうも噛み合いきれない。

 

このまま1点勝負じゃ厳しいなと思ったら7回に出た一岡が捕まって連打の後丸のHRじゃなくて本当に良かった二塁打で逆転される。あんな低めの球をフェンスまで飛ばすか普通、って去年までそれでどれだけ救われてたかって話なんだよな。その前にもフェン直二塁打打ってたな、もうやるなよ。

 

しかしどういう訳か丸が打つとカープも発奮するんだよな。7回裏2アウトで広輔が二塁打打って(今日はマルチ安打、今度こそ調子戻してくれ)その後一岡に代打の曾澤がまたまたやってくれましたタイムリーツーベースで同点に追いつく。前にも書いたけど背番号63時代の広輔と曾澤の7番8番は鬼のように打点を稼いでた事があって今日はまたそれを思い出した。それにしてもなんか見るたびタイムリー打ってねえかアツ。

 

そこからは恒例のピッチャーじゃんけんなんだが、どうもカープは微妙に後手を踏むというか今日もホーム開催の割に延長どうしたもんかみたいな出し方になっているような。まあ今日に関しては巨人中川が回跨ぎで頑張ったからなんだが。9回裏の攻撃は戦慄したぜ、代打長野三球三振代打小窪三球三振広輔2球目サードライナー、サヨナラチャンスに計8球でおしまいってあんた。ただこの後10回表をレグナルトが抑えたのが大きかったね、大城にこそ先頭出られるもその後を陽三振炭谷犠打でビヤヌエバをセンターフライ、最後ちょっとおっかなかったが依然として自責0が続いてますよなんだかんだすげえんじゃねえかこいつ。

 

流れが来たのかね、10回裏はチャーミー石川の旦那でお馴染みの野上。最近後ろで投げるのが多いらしいな、巨人も台所事情が厳しいな。曾澤がレフトフライで1アウトも野間がヒットで出塁、野間が塁に出るとワクワクが止まらないですよ。菊池が送って2アウトもバティスタがレフトにサヨナラのタイムリー!2球目低めを無様に空振った時はこれはどうしようもないぞと思ったが本当すみませんでした。

 

KJに勝ちが付くのが一番良かったがまあそれは次の機会に。超絶不調の広輔を挟んで石原広輔KJの並びは即ち9回の内3回がほぼ自動アウトが約束されていたので本当厳しいと思ったが何とかなるもんですね。レグナルトに勝ちが付いたのが嬉しいよ、結果は着いてきてるのにいまいち勝ちパターンや試合を決める鉄火場で活躍しきれてなかったからな(自責0は素直に凄いが失点がない訳じゃないし、もう少しなんだよな)。これを機会に一岡フランスア中崎の3人をもう少し楽にしてやれる運用ができるといいね。

 

冒頭も冒頭で監督がいなくなってしまいどうなるかと思ったが、高ヘッドコーチが監督代理を務めあげてくれて良かったよ。継投や代打の出し方なんかは緒方監督がいてもいなくても変わらなかった印象なので、いい悪いはともかくとしてしっかりとコンセプトはスタッフに根付いているんだなと思った。一本芯があるチームは強いはずだ、明日勝てば首位巨人を3タテで2.5差、カープも勝率5割に復帰である。ピッチャーは中村祐で対する巨人は山口、顔を見ると気分が悪くなるくらい嫌いだが実力は折り紙付きなので、さっさと山口を泣かすくらい打って潰して初回で降ろさせてほしい。20点くらい取れば祐太だって勝てるだろ。20点は冗談だとしても祐太が一軍で先発やれれば大分楽になるからな。祐太も再度のチャンスつかみ取れよこの野郎。

 

広島東洋カープとしては今回の審判の判定について意見書を提出するそうで。今年は肝心のタッチプレイをよそ見して見てないとか信じられない審判の振る舞いが続いているのでどうにかしてほしい。プレイじゃない二次的な所で疑念を抱かせるのはゲームの根幹を揺るがしかねない、これは事件である。カープだけの問題じゃなくて折角観客動員も増えて来たところで審判が水を差すんじゃ話にならないし、判定を信じられなかったら選手もファンも何を拠り所に試合を見ればいいのか。審判に威厳なんていらん、正確であり納得できれば誰がやったって、それこそ人じゃなくっていいんだぞ。