以前ご紹介しました
「野球映画ランキング TOP 77」
で知った作品で、DVD化されていなかったので、ようやくVHSでGETしました。
オイラのVHS発掘シリーズ第131弾です。
大リーグの監督をクビになった元人気選手が、ロシアのオリンピック代表野球チームの監督に就任して、古巣のアメリカ大リーグのプロと戦うというお話。
ちょっとハートフルなコメディですから、肩のチカラを抜いて楽しむにはピッタリかも・・・。
理論派の指導者やビジネスマンで、選手や部下に自分の思いが通じない、相手が理解してくれない・・・と悩んでいる方には、その原因と対処法がわかるので必見の一作ですよ~。
ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
プレイングマネージャー(選手兼監督)としてマリナーズの指揮をとるスパーキーは、選手起用でフロントと意見が合わない中、シーズン突入・・・
のはずだったが、スパーキーは自分が出演するCMの撮影現場で骨折。
選手生命を断たれ、監督に専任・・・と思いきや、解雇。
ビジネスでも失敗し、破産状態のスパーキーは他の球団の監督になることでマリナーズを見返してやろうと思ったのだが、スパーキーを雇う球団はない。
そのスパーキーに目をつけたのは、数年後のオリンピックで野球が正式競技になることを見据えて、野球のオリンピック代表チームを強化したいロシアの体育協会。
渋々引き受けたスパーキーだったが・・・
【ペップトークの見所】
イントロでちらっと書きましたが・・・
ロシアのチームには理論派で、良く野球を勉強したコーチがいて、マニュアルを選手にたたき込もうとする・・・が、選手は言うことをきかないし、スパーキーの理論とも違う。
スパーキーも自分の経験を元に、自分の築いてきた野球のスタイルにロシアの選手をはめ込もうとするが、どうもうまくいかない。
あるオフの日に、選手たちが勝手に野球をやっている姿を観て「野球を楽しむこと」を思い出したスパーキーは指導方針を改めるのですが・・・
これって、アマチュアスポーツの現場でも、ビジネスの現場でも、後輩育成や人材開発の現場ではよくある光景だと思うのです。
自分の価値観を相手に押し付けるだけでは、選手も部下も伸びません。
それぞれの個性を尊重しながら、相手の長所をさらに伸ばすとか、本人も気づいていない才能や潜在能力を見出してあげるのが指導者の役目だと思うのです。
そういう側面から観ると、とても素晴らしい教訓を得られる作品だと思います。
ペップトークもなかなか・・・というか、とても参考になります。
0:02’28”~
試合前のロッカールームで、スパーキー監督のペップトーク
1:08’08”~
アマチュアでは世界最高のキューバと対戦するにあたり、気後れしている選手たちにスパーキー監督が試合前にペップトーク。
1:19’21”~
アメリカの大リーグのチームとの練習試合で連敗したロシア代表チーム。
さすがにアメリカのプロ相手では勝てないと意気消沈してしまったロシアチームの責任者ターニャに対し、スパーキーは可能性があること、諦めていないことを・・・。
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妻も子供も上司も部下も・・・
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