このところ・・・うちのおくさんがアロマ・タラピストの試験を受けるとかって夜な夜な勉強をしだしたので、なかなか一緒に映画を見る機会がありませんでした。


でも、試験が終わってひと段落したので、久々に一緒に映画でも・・・って話になり


映画館に行ったわけではありませんが、家で一緒にDVDを鑑賞しました。


この作品は元々、ロードショーで一緒に観ようと言っていたのに観れなかったので。


シャーロック・ホームズ [DVD]/ロバート・ダウニーJr.,ジュード・ロウ,レイチェル・マクアダムス

ワーナー・ホーム・ビデオ

以前にも書きましたがロバート・ダウニーJrは、「アリー・マイ・ラブ」の4・5シーズンでアリー(キャリスタ・フロックハート)恋人役で出演していて好感度を持った俳優さんでして・・・


アイアンマンに主演してびっくりした(アリーの恋人役とは全く雰囲気が異なるので・・・)のですが、それ以来、出演作は要チェックの俳優さんとなりました。


過去に紹介したロバート・ダウニーJrの出演作は


1969」(1988年公開作品)
ジョニー・ビー・グッド」(1988年公開作品)
ライフ・イズ・ベースボール」(2005年公開作品)




ペップトーク度(最高★×5):★★★☆☆
映画オススメ度(最高★×5):★★★★☆


【ストーリーと背景】

1981年のロンドン。
若い女性を狙う連続殺人と黒魔術(?)の不気味な儀式に、警察も手を焼いていた。
天才的な頭脳、超人的な観察力・記憶力・推理力を持つシャーロック・ホームズは私立探偵として事件解明に取り組む。

ホームズは武術も達者であり、盟友で医者のワトソンとともに犯罪を科学的に論理的に追い込んでいくのだが・・・唯一の弱点は女性???

ホームズとワトソンの2人で事件を解決し、死刑に追い込んだブラックウッド卿が墓から甦り・・・

敵に弱みにつけ込まれて窮地に陥るのだが・・・

【ペップトークの見所】

この手の推理・ミステリーものって、うちの奥さんは不得意というか・・・はっきり言って拒絶するのですが、この作品は2人して一挙にというか、引き込まれてしまい、緊張と興奮を持続したまま観終わってしまったって感じです。

時代背景、事件の設定や画面の色彩など全体的に暗い雰囲気なのですが、登場人物のジョークやユーモアなどが、それを感じさせない・・・素晴らしい演出と演技ですね。

続編って作るのかな?
是非とも・・・って期待したいところです。

で、ペップトークですが・・・
ホームズは言葉巧みに自分のペースに周囲の人を巻き込むのが得意なのと、あとは自問自答的な会話が多いので、人を励ます・・・なんてシーンはあまりないのですが・・・

死刑に追いやり、死刑に立ち会って死を宣告したにも関わらず、謎の復活を遂げたブラックウッド卿の真相を追うことに躊躇しているワトソンに対して、ホームズが決意を喚起するシーンがあります。

Chapter:08 0:36’22”~





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フラバー(FLUBBER)

この映画は、子どもがまだ幼稚園か小学生(今は大学生)くらいだったころによく見ました。


(子どもたちが、お尻からフラバーが飛び出すシーンが大好きだったので、よく覚えています。)


このブログを書き始めてからスポーツ映画を検索するのが日課のようになっているのですが、「バスケットボール」「映画」で検索していたときに


この「フラバー(1997制作)」がリメイクであること


「フラバー うっかり博士の大発明(The Absent Minded Professor)」が原作で、これも1960年のウォルト・ディズニー作品であること


そういえば、バスケットの試合のシーンでフラバーを悪用していたな・・・とかって思い出したり、原作はさすがに中古VHS市場でもみつからなかったのですが


で・・・つい最近、原作がDVD化されているのを発見。


すぐに借りようとしたのですが、貸し出し中で入手できず・・・とりあえず、こっちを先に紹介することにしました。


フラバー [DVD]/ロビン・ウィリアムズ,マルシア・ゲイ・ハーデン,クリストファー・マクドナルド

ウォルト・ディズニー



ペップトーク度(最高★×5):★★★★☆
映画オススメ度(最高★×5):★★★★☆


【ストーリーと背景】

フィリップ博士は天才科学者で大学教授なのだが、私生活では欠陥だらけ。
博士は恋人との結婚式を2度すっぽかしている。

その恋人とは彼が働く大学の学長をしているサラ。

大学は負債がかさみ、閉鎖がせまられている。

そんな中、サラとの3度目の結婚式の当日、博士は実験中に不思議なエネルギーを持つ物質「フラバー」を開発・・・これで大学が救える

と思ったのだが、結婚式をすっぽかしてしまったことに気付き・・・

【ペップトークの見所】

目覚ましとともに、自動で朝食を作る仕掛けや、空飛ぶ秘書ロボットのウィーボがとっても可愛くて、子どもたちと何度も見たのを思い出しました。

で、この映画では最悪のペップトークが出てきます(笑)。
ペップトークを学ぶうえでは貴重な資料です。

試合前には言ってはいけないこと、言ってはいけないフレーズのオンパレード!

ってことは・・・
このシナリオを書いた人は、絶対にペップトークの本質を理解しているのだという証明でもあると思うのです。

Chapter:10 0:48’18”~

ラトランド大学対メドフィールド大学の因縁の対決
(といってもメドフィールドがそう思っているだけで、メドフィールドが圧倒的に弱い)

試合前のロッカールームでのペップトークです。

【吹替版】

さあて、スクワレルス(メドフィールドのチーム名)話を聞いてくれ
確かにラトランドは 我々より 高さとリーチがあり
体重とパワー 敏捷さとスピードが勝り
そして攻撃力ははるかに優れている
さらに守備も完璧
もちろんむこうには 良いコーチがいて
トレーニングも万全
そのうえ 勝利に対する意欲も 彼らにかなうチームは無い
何と言っても彼らは 108試合連続負けなしの強豪チームだ
でも もしかしたら 我々がマグレで勝てるかもしれない


【字幕版】

メドフィールドの諸君 よく聞くんだ
相手が我々より勝るものは 身長 リーチ 体重 パワー
敏捷さ スピード 才能
彼らは攻めがうまく 守りもうまい
彼らは練習に余念がなく 技術を磨き
勝利への執念は 学生スポーツの域を超えている
彼らは108戦無敗の記録を更新中である
だが我々が負けるとは限らん・・・だろ?


ペップトークのメカニズムは、ざっくり説明すると

1.事例を用いてネガティブなイメージを払拭し、ポジティブなイメージを持たせる
2.事例を元にモチベーションを高める
3.モチベーションを高めたら勝利(成功)の確信を与える
4.起動の導火線に着火する(やる気に火をつける)

ということなのですが・・・

このフラバーのネガティプ・ペップトーク(岩崎由純先生はこれを「プッペ・トーク」・・・つまりペップの逆・・・と呼んでいます)は、この要素を全く逆に活用したシナリオになっていますよね。

ってことは、ちゃんとペップトークを学んだ人が書いた・・ってことだと思うのです。

やっぱりディズニーは侮れないというか・・・アメリカ映画界の奥の深さを感じたのでありました。




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ルドandクルシ(RUDO Y CURSI)

テーマ:

なんだか、サッカー映画は久しぶりのような気がしますが・・・


この映画も、tuttiさんのブログのリストからピックアップさせていただいていたものです。


tuttiさんのこの映画に関するブログはコチラ


ルドandクルシ [DVD]/ガエル・ガルシア・ベルナル,ディエゴ・ルナ,ギレルモ・フランチェラ
東北新社



ペップトーク度(最高★×5):★★☆☆☆
映画オススメ度(最高★×5):★★☆☆☆


【ストーリーと背景】

メキシコのバナナ農園で働く兄弟で、兄は家庭を持っているが、サッカー選手になる夢をあきらめていない。弟はミュージシャンになるのが夢だった。

ある日、2人のプレイが町を訪れたプロのスカウトの目に止まる。

スカウトの枠は一人だけ。

兄(ルド)はキーパー、弟(クルシ)はストライカー・・・

スカウトはPKで決着をつけさせるが、勝ったのはミュージシャン志望の弟。

夢を捨てきれない兄のルドも、家族を振り切ってプロのチームに飛び込むのだが・・・。


【ペップトークの見所】

以外な顛末にびっくりです・・・がネタバレになるので・・・観てのお楽しみです。

映画は、スカウトのおっさんがナレーターとして2人を客観的に捕えながら進んでいくのですが、このおっさんがナレーションでカッコ良いこと言ってってたりします。凄く哲学的だったり詩的だったり・・・

人生でもスポーツでも個人は組織に貢献せねば意味がない
チームワークとは寛容の心の下に機能するもの
「一人は皆のために」
それこそが強い絆をもたらす精神だ

土のフィールドは奇妙だ
環境は最悪なのにダイヤの原石が眠っている
完璧で無垢で奇跡的なダイヤが

人類初の「戦争」は兄弟間で起こった。
やがて戦争の代替として「競い合い(スポーツ)」が発達。
だが近頃は戦争がスポーツ化 スポーツが戦争化している
残念なことに 特に兄弟間で…

ベンチは煉獄 アリ地獄だ とどまるほどに沈んでいく
花嫁とハネムーンにやってきて愛を交わせない状態
それどころか男22人と審判3人が大観衆の中で彼女を弄ぶのを見るのみ

悪気はないがゴールキーパーはカラスなど不吉な鳥を思い出させる
世界を遠巻きに見る孤独な生き物
”禁断”の両手を使い 彼らはゴールを守る
そうすることで皆から歓喜の瞬間を奪う
因果な役割だ

人が生まれつき
才能と情熱を区別できたら 人生いかに楽か
それはフーリガンと一流選手の違い
信者と聖者の違いだ

チームカラーのシャツを長年にわたり崇拝し
歌い 叫び 命まで捧げる覚悟だった
だがより情熱的なサポーターが
強烈な歌と叫びと献身でチームの心を奪ったら?
傷ついた誇りは行き場が無い

ペナルティとは罰
罰せられるのは失敗した者だけだ
成功者は栄光に包まれる
もし両者ともに罰せられることがあれば
サッカーは人生というゲームに敗北するということになる


しかも劇中でナイスなペップトークを沢山してます。

中でも印象的だったのは
Chapter:03 0:20’52”~
トライアウトで凄い選手が回りにたくさんいて実力が出せないクルシに対し、ネガティブなイメージを払拭する「イメージのパラダイムシフト」をしながら、さらに「やる気の導火線に着火する」ための強烈なメッセージが込められています。

ストーリーの良し悪しや映画としての良し悪し、好き嫌いはともかく・・・
サッカーをやっている人、サッカーの指導者には是非とも見ていただきたい作品です。





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