鹿児島のセレクトショップ
peonyfloraオーナー
Brandist くしやまかおりです
今日は精神的に上がったり下がったり
濃い〜経験をした1日でした。
2017年1月11日 11時11分に
自分のお店の洋服がテレビで観られて
次のことを考えながら
ウキウキしながら仕事に戻りました。
そうすると、
いつもお世話になっているアパレルメーカーの
担当者さんからの電話
そう言えば昨日も着信あったな、と、
バタバタして気付いた時には夜だったので
また今日にでもかけ直そうと思って
ちょっと遅めの新年のご挨拶か
次回の商談の日程の確認かと思いきや
「ちょっとお話がありまして、、、」
と、ちょっと暗めの声で
「新年早々申し訳ないのですが、
実は、3日前に会社が倒産しました！！！」
って突然言い出すから
え〜！！何それ！？？
マジで言うてますのん？？
いつもふざけた事をいう関西人の担当者なので
またふざけてるのかと思いましてね。
またまた〜！ なんの冗談っすか？
だって、先月商談来てましたやん！
って、返したんやけど、
イヤイヤ、マジなんですよこれが(￣◇￣;)
と、かなり真剣なご様子。。。
思わず、「あっ、そうなんや」
「ほんで、大丈夫なん自分？」
って、私まで真剣モードに
「イヤイヤ落ち込んでますけど、
いつまでも落ち込んでる訳にも行きませんし」
そんなこんなで、
約40分ほど電話で会話
営業担当のお兄さんと、
こんな長電話するのは初めてでした。
彼なりの倒産の分析みたいなのを色々と
聞かせて貰ってね。
やっぱり、長く続く不況とアパレル自体の
売り上げの落ち込み
個人店舗が潤わなければ
そりゃメーカーさんも打撃を受けるわけでして
最近の消費者のニーズにしっかり応える
製品づくりができないと、
少しのことで、中小の会社は打撃を受ける
ってワケでして
アパレルに限らずどんな業界でも
これは共通して言えること。
製品、物販や無形の物を販売するにしても
どれだけ顧客ニーズに対応できるか
購入する人、そちらの目線でのサービスを
提供できるか。
今回、倒産したメーカーさんだって
決して悪い製品を作っていたワケじゃなかったんですけどね。
私個人的には結構好きなテイストのお洋服だったし
お店でもこのメーカーさんのファンの方も
結構多かったんですけどね
会社の規模は関係なく経営するって甘くないな
なーんて考えさせられる1日でした。
お店をオープンした当初、
飛び込みの営業で関西から来てくれて
もう直ぐ10年のお付き合いでした。
なーんだか、ちょっと切ない気分です（ ; ; ）
2006年に立ち上げて
やっと10年経ったけど、
メーカーさんとこんな形でサヨナラするのは
初めてのケースです。
話は全く違いますが、
先週は経営とお金運用の勉強に参加しました。
世の中には、まだまだ私の知らないこと
ばかり
一経営者としてもしっかりと身を引き締めて
やって行こうと思います。
それでは、また