●コピー術2 好みのケツを決めちゃう!
文章をうまそうに見せたいなら、まずは「文末(ケツ)を決める!」なのよね。
どういうことかってゆ~と、文末は4パターンぐらいあって、
➀ ~です。~ます。~でした。~ました。~といえます。~でしょう。
➁ ~である。~(の)だ。~している。~といえる。~だろう。
➂ ~です(よ)ね。~でした(よ)ね。~でしょう(ね)。なんです。~なの(よ)ね。
➃ ~なの(よ)。~だよ(ね)。~だって。~だな。~よな。~ぜ。~じゃん。
➄ ~だべさ。~したっけ。~でないかい。~けんどもな。~べや。 etc...
で、今、書こうとしている文章の文末にふさわしいのは「➀~➃のどれ?」を最初に考えてみましょう。
もし➀を選んだなら、なるべく➀の中にある語尾を使って文章を書いていくってわけですね。
なぜなら選んだ番号によって、「文章を読んでほしいと思っている相手(ターゲット)」が明らかになるからなんです。例えば、
➀を選んだなら、文のターゲットは丁寧に対応しておきたい人たちでしょう。
➁を選んだなら、文のターゲットは知識を伝えてあげたい人たちでしょう。
➂を選んだなら、文のターゲットは知人か、知人候補の人たちでしょう。
➃を選んだなら、文のターゲットは友人か、知り合って長い知人でしょう。
➄を選んだなら、文のターゲットは北海道弁が通じる友人でしょう。
使う語尾を大まかに決めてから文を書いていくと、ターゲットと語尾がブレない文章になるから、「文がうまいね~!」なんて言われやすいんですよ~。
◎イカスミのパエリヤうまし! スペイン料理 カサ・ベリア
7月のある日、クライアントの女性たちと食事会
「スペイン料理にしよう!」ということで、歌舞伎町の「カサ・ベリア」へ。
地味なビルの2階、小さな扉…
「きっと一人だったら入りづらい…」という感じのお店。
しかーし!
ドアを開けると、そこはエスパーニャ
「なんじゃ、この盛り上がりは…?!」という感じで
扉の外と内は、まるで別空間
最初に食べた、「マッシュルームのオリーブ焼」にまず感動!
いや~、本当にうまかった!
「マッシュルームって、こんなに旨い食材だってっけ?」って思うほど…。
「サーモンのカナッペ」にも感動したよ…。また食べたい
その他、「ムール貝のクリーム煮」、「スペインサラダ」
…などを食し…(何を食べてもうまし)。
最後はもちろん「イカスミのパエリヤ」
爆旨!
「こんなにうまいパエリヤ…何年ぶりかな~?!」
って感じだった~。
また行きたいお店~。
あまり広くないから、3、4人で楽しむのがいいレストランかもね。
カサ・ベリヤ (CASA BELLA)
東京都新宿区歌舞伎町2-42-11 カーサ新宿ビル2F
●コピー術1 ケツをランダムにねっ!
はっきり言って、各文の終わりが「~です。」「~です。」「~です。」みたいに重ならない文章は、うまく見える率高いんですよ~。
参考までに前記事「伝えたい言葉を、ちがう言葉で表す『E-1グランプリ』」の各文の終わりですが、上から
~ました。
~です。
~ください。
~ました。
~です。
~でした。
~です。
~かもしれない?
~ました。
~けど…。
としています。
文のケツをランダムにすると一本調子に見えず、文のリズムにも変化が感じられる。なので、なんとなく「文章力がありそ~」な印象を残すことができるってわけ。ビジネス文書などの場合は「~です。」重ねでいいと思いますけど。
ただ仕事で、あえて素人っぽいコピーを要求された時は、わざと「~です。」「~です。」「~です。」を重ねることもありますよ~ん。