皆と仲良く
ニコニコしている
何が楽しいの
私はいつも皆と反対方向を向いていた
そして泣いた
この涙は、皆と仲良くなりたいの?
皆が同じ顔だと気持ち悪くなる
壊したくなる
いつからか私は妄想の世界で人を殺すことに決めた
いかに人をバラバラにするか
どんな武器とかいろいろ
考えることで私の居場所が見つかった
街ではキレイごとばかりの言葉
仲良く、協力、笑顔
そんなことはどうでもいいんだよ
同じ行動、顔して、皆は気持ち悪くないの?
魂がどんどん黒くなる、闇に染まる
これがいいことだとは私も思っていない
でも、この魂がなぜ闇に染まるのか、それは原因があるからで
その気持ちを悪魔は私に居場所をくれた
決して人には手を出さない
現実の私は存在しているかわからないから
いつもミステリーを読み、楽しむ
そんな私は仏教徒だ
でも、仏の弟子でも、悪魔にならなければ、悪魔の気持ちがわからない
そんな言い訳
協調性なんて生理的に合わないから、いつもひとり
だけど、私はいつもすがるように宗教の勉強をしたり、惨殺するストーリーを探す
そして、誰からも相手にされない、気持ちをわかってくれなくても耐えるのみ
半分悪魔だからこそ、いつか、この救われない悪魔を助けてくれないか仏に祈っている
歯を食いしばり、日々キレイな言葉で溢れる気持ち悪い街で
ひとり半分悪魔は、たくさんの笑顔を見ないように過ごす
なぜ笑顔にならなきゃいけないの?
なぜ自分に嘘をついてまで人を喜ばそうとするの?
孤独は人の本能
誰にもわかってもらえなくても、私は嘘をつきたくない
嫌われようが、悪口言われて、家庭内でもひとりになっても
半分悪魔は仏にすがり、今日も生きる