2018/2/28 澎湖武轎について

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先日、元宵節恒例の、澎湖伝統の武轎踩街を見てきました。

この活動を見に行くために澎湖にいると言っても良いくらい、私は武轎が好きです。

もちろん澎湖には、烏崁靖海宮の燈光LEDショー、電音三太子表演、さまざまな廟での季節の催し、廟會、建醮活動に、新しい船が出来た時や、廟の再建の節目節目で餅や小銭が撒かれるなど、廟宇文化については枚挙にいとまがないほど色々なイベントがあり、こういった伝統を重んじた地域の活動が盛んな場所ではありますが、中でも私はこの年に数回しかない武轎踩街活動を渇望しているのです。

今回は武轎の素晴らしさについてダラダラ紹介します。
※個人的な解釈なので間違ってる部分もあるかもしれないですが、正しい知識は各自で補完お願いします。

・武轎って何

日本でいう神輿と同じ役割です。
また、台湾には日本でいう駕籠のようなタイプの文轎というものもあります。

どちらも神様を乗せて人間が担いで運ぶものです。

神輿を担ぎながら街を踏みしめて歩くため踩街と言います。
ただ日本の神輿に比べると武骨さは少なく、軽くてしなやかな印象です。

・なぜこんなに派手?

実は昼用の電飾のない武轎も存在します。
そもそも武轎の電飾や爆音のダンスチューンの始まりというのは、湖東、南寮、成功、北寮の4つの地域が協力して、子供や若者たちが楽しめるように神輿を改造したのが始まりです。
これによって若者たちが積極的に武轎の活動に参加するようになりました。
そのうち技術の近代化により、安全には配慮しつつ装備の改良と、他の地域への広がりを見せ、現在の形になりました。
ほとんどの武轎は火を吹き、レーザー光線を放ったり花火を搭載したりスモークを焚いたり液晶を搭載したり…改造の仕方は廟によりさまざまでそれぞれの神輿に味があります。

そして、なんと言っても神輿ですので神様が乗ってるわけです。
日本だったらこんな派手なものはあり得ないという考えに至ると思いますが、台湾はとにかく楽しもうというこの心意気が素晴らしいです。
おそらくこの考え方は神様が人間だった頃の世代から受け継がれているのではないでしょうか。
文化が違えば解釈も変わってとても興味深いです。

ちなみに、現在は成功と北寮はおそらく少子化の影響によりもう神輿を担ぐ人がおらず、私はその雄姿を目の当たりにしたことがないのが残念で仕方ありません。
同じく、もうすでに見られなくなってしまった武轎も多数存在します。

・武轎は何台?

今回は24台参加しました。
それぞれ一つの廟から一台ずつです。
通常こういった武轎の組合が企画した踩街で参加する廟で、今回参加しなかったのは鐵線、七美、吉貝、烏崁の4ヶ所で、昨年外垵のイベントに参加した赤馬も今回参加していないので、実質現在稼働可能な武轎は合計で29台という予想になります。

澎湖は地域ごとに大きい廟がありますが、そのそれぞれが武轎を持っているわけではありません。
この小さな島に29台も武轎があるというところからも澎湖は廟宇文化が盛んだというのがわかります。

・管理人セレクション

私が個人的にデザインが好きな武轎を紹介。

西衛宸威殿
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この両サイドの柱が特徴。
火を噴く高さはおそらく一番でしょう。
もう完全に火柱です。
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あと、ポケ◯ン現象起こしそうなLEDの高速点滅も特徴。


興仁懋靈殿
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配色、光量のバランスがいいです。
なのでどう撮ってもいい感じに写ります。
写真撮るときには結構大事です。
先ほどの宸威殿は光量強すぎて写真撮るの大変です…
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尖山顯濟殿
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ファッション性にこだわっているわけではないと思いますが、オシャレです。
また、背中の旗に白いヒラヒラが付いていてゴージャスです。

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最近はないですが、前は緑や青の炎を噴いていて、異彩を放っていました。


潭邊東明宮
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小柄で火は噴かないのですが、とにかくカラフルで凝縮されている感じがします。
小さいけど負けない、という意気込みを感じさせます。


他にも素敵な武轎がたくさんあります。
どれもとにかく素晴らしい。


・武轎光り方

数台の武轎を撮って見ました。



・まとめ

年に数回とはいえ場数を踏んでいるので、携帯で撮影することにだいぶ慣れましたが携帯だけではもう電池やそもそも性能が足りないので新しいビデオカメラでも買いたいところです。
納得のいく動画を収めたいですね。
ほんと、武轎大好きです。

次回は4/19の花火節開幕の日です。
お見逃しなく。

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