いつも思うことなんだけど。
ドラマやバラエティ。
はたまたクイズ番組にいたるまで。
ギリギリいいところで中断するという手法が、溢れ過ぎている。
クイズ番組。
盛り上げるだけ盛り上げて、「さぁ、答えはＣＭの後です。」
って手法。本当に止めていただきたい。
興醒めしちゃうし、待ちきれないボクなどは、違う番組にチャンネルを変えてしまうことだって沢山ある。
ところでこの手法。
いつ頃から生まれたのだろうか。
という疑問を抱く中で、興味深い数字を発見した。
以下、NHKの調査(平成4年)より。
「リモコンテレビが普及して、ＣＭの時間にチャンネルを変えることがありますか」。
当時この質問に、66％の人が「イエス」と答えたそうだ。つまり。
リモコンテレビによって、すわったままチャンネルをガチャガチャ変えるようになった人々は、ＣＭのたびに他チャンネル(他番組)視聴への移行を繰り返すようになったのだ。
これは、スポンサーからすると大きな問題だった。
だって、ＣＭを見てもらえなくなっちゃうから。
ＣＭを見てもらえなかったら、儲かんない。
番組製作者はこのスポンサーからの、「ＣＭ見てくんないと儲からないじゃないかぁ、ニャロメ」。
という神の声を受け止め、前述のような手法をあみだしたのかもしれない。
いいところで番組を中断し、ＣＭを強引に見てもらう。
だから、ＣＭをちゃんと見てくんないと、その後のいい場面を見逃しちゃうかもしれないよって手法。
きっとこれからも続くことが予想される。
視聴者にとってそれは、とても悲しいお話だ。
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