ピレパラートとパラジクロロベンゼンが何だったのかはもうとっくに忘れた。

ただ。頭の中に残ってるのは、言葉のみ。

当時、なんでこんなややこしい名前なのだろうって、思いながら覚えた。

ピレパラートとパラジクロロベンゼン・・・。


若林で見た空


今思うと。

あの当時の勉強って、本当に詰め込みだった。

社会科で、ソ連のコンビナートの名前を全部覚えさせられた。

ドニエプルコンビナートの中にドネツ炭田があるとか。

ウラル山脈南部にあるのは、マグニトゴルスク鉄鋼コンビナートだとか。

今知っていても、全く役にたたない知識。

まさに、博物館に飾ってあるカビのはえた土器のような知識を、ボクらはひたすら頭の中に詰め込んだ。

あれって、今思うと本当の学力だったのだろうか。

時々疑問に感じる。もっと知識の活用みたいなことをしてくれた方がよかったのに。

ピザ型の学力。不必要に膨大な知識を詰め込むのではなく、必要な知識を活用して、思考し判断する力をつける方が、社会の変化に対応する力に繋がるんじゃないかって時々思う。

って、ごめんなさい。

なんだか熱く語ってしまって。

お勉強が苦手だったGINの、戯言と思って。

今日の日記は、さらっと水に流してくださいね。