今日は連休最終日ですね🎌
これまでの記載の通り
行政書士試験後は国連英検・法学検定(より広く言うと法学全般)の基礎固めとして
こちらのテキストを使用し
1月中に2周し終えました
このテキストの良さ自体は下記過去記事におまかせするとして
せっかく勉強したんだから何か反映できるものはないかな~
と考えて見つけたのがこちらです
結果をまとめて晒します
平均点は()内で示しております
●第1回
・第1問<現代の市場経済>:24(11.5)/24
・第2問<日本国憲法の人権保障>:23(12.0)/26
・第3問<財政・金融と国民所得>:26(12.0)/26
・第4問<民主政治の諸原理>:24(12.6)/24
☆総計:97(43.1)/100 偏差値89.6
●第2回
・第1問<日本の統治機構>:23(9.9)/26
・第2問<国際経済の仕組み>:23(11.9)/26
・第3問<日本経済の発展と課題>:23(9.1)/26
・第4問<地方自治と日本の政治>:22(8.5)/22
☆総計:91(39.4)/100 偏差値86.3
●第3回
・第1問<国際社会の成立と発展>:26(14.2)/26
・第2問<国際経済の課題と日本の役割>:22(12.8)/26
・第3問<国民福祉の現状と課題>:20(11.2)/26
・第4問<国際平和と日本の役割>:18(13.1)/22
☆総計:86(51.2)/100 偏差値74.3
●第4回
・第1問<日本国憲法の基本原理>:23(12.3)/26
・第2問<現代経済のしくみ>:23(14.3)/26
・第3問<日本経済と国民生活の諸問題>:23(11.4)/26
・第4問<日本政治の現状と課題>:19(11.8)/22
☆総計:88(49.8)/100 偏差値73.6
●第5回
・第1問<今日の日本の課題>:21(10.6)/24
・第2問<民主主義と人権保障>:26(10.4)/26
・第3問<グローバル化と日本経済>:20(11.3)/26
・第4問<国際社会と日本>:17(12.3)/24
☆総計:84(44.6)/100 偏差値77.9
●2023年度本試験
・第1問<政治・経済総合>:26/26
・第2問<地域社会・グローバル化・国民経済>:16/25
・第3問<戦争と平和・日本の議会制民主主義>:21/25
・第4問<SDGsの意義と課題>:20/24
☆総計:83(50.96)/100 偏差値70.9
なんとか全部得点80点以上、偏差値70以上は維持できました💦
回数重ねるごとに悪化してる感はありますが
(1回目はビギナーズラックでしょうか??)
内容自体はだんだん難しくなって
現役生が力を付けて追いついてくるという
よくある現象かなと思います
(年明けから勉強開始したアラフォーの自分はもはや現役とか浪人とかの枠組みにすら入らない気は致しますが)
さて今後の「法学」関連ですが
後述の共通テストうんぬんはとりあえず置いておくとすると
政治経済自体の面白さにはかなりハマってしまいました
本来の目的である法学検定の問題集発刊もまだ一月ほどはありそうなので
あと少し政治経済の内容を深掘りしていこうと
有名なこちらの書籍に進まんとしているところであります
肝心の個別法の知識が抜け切らないように留意しつつ
今後も基礎力を養成していこうと思います◎
さて満を持して最後に共通テストに関してですが・・・
すっっっげぇイライラする!!
心の声が大き過ぎてごめんなさい_(._.)_
以下の文章に関しては
中央官庁で日夜問わず国民のために激務をこなされる官僚の皆様におかれましては
「あ~二流の学歴厨資格マニアがインフルエンサー気取りでなんか言ってるよ~ヘヘッ」
と持ち前の広い心で受容して頂きつつ
最後の段落だけは現在の受験生の方々のためにご留意頂ければ幸いです
共通テストの本試験については
初年度に英語リーディングだけ試しに解いたことがあるのですが
そのときも今回同様非常にイライラ感を感じました
解いたことがない方にイメージをお示しすると
「TOEICのイヤな部分だけを煮詰めて特盛り丼にして『ほら食えっ』とばかりに顔面にぶちまけられた気分」
と書けば伝わるでしょうか
今回の政治経済の共通テスト本試験から具体例を引っ張ってくると
「これは生徒Xと生徒Yが休憩時間にした会話で・・・」
いや休憩時間とかどうでもええやん(-_-;)
みたいなまどろっこしさを感じることが多いです
試しに「共通テスト」+「まどろっこしい」でググりますと
記述導入が試みられていた頃のやや古い記事ですが
https://dot.asahi.com/articles/-/127339?page=1
予備校の先生も同じような実感を持たれていたようですね
特に数学でその傾向が強いと聞いたので
問題文をチラ見をしたことはあるのですが
「あ~これは高校生のときに僕が好きやった数学とちゃうヤツや・・・」と感じ
もはや試しに解こうという気にもなりませんでした
僕も共通テストを実際に解いていない身でしたら
「今って僕らの頃のセンターより難しくなってるみたいね」
で軽く済ませてたでしょうが
自分の感覚としては「難化」というより「無駄にめんどくさくなっただけ」です
じゃあ「難化」とは具体的にどういうものだったら満足なの?、と問われれば
哲学者ハンナ・アーレントに関する文章を出題してきた2017年第3回英検1級長文のような硬質な文体を僕ならば想像します
(正答を導くという意味では、この長文問題は英検1級としては「やや易」レベルかなと思います)
余談ではありますが
僕がその長文を解いたのが
ちょうど映画版のこちらを観た前後で
当時通ってた鳥取大医学部の某教授が講義中に
「この中で『ハンナ・アーレント』という映画を観た者はいるかね?」と発問されて
自分独りだけがそろりと手を挙げて
同教授に「ほほう…」という反応をしてもらったのは良い思い出です
そして無事医師国家試験に落ちるというね
それにひきかえ共通テストと来たら・・・
架空の偉人の業績をダラダラ語られて
「起きた順番に並べ替えなさい」と言われても
正直なんらトキメキません
結局僕が今いろんな勉強しているのは
もちろん精神科医として直接・間接的に役立たせるためという目的はあれど
その根源には勉強内容に対するトキメキの感覚があればこそ継続できているわけなんですが
少なくとも現段階の共通テストにはそのトキメキを見出すことは難しくなってしまい非常に残念です
以上、好き勝手書かせてもらいましたが
自分に関しては(少なくとも生計を維持するための受験としては)旧制度で逃げ切った世代なので構わないとしても
今後の人生が掛かると言っても過言ではない大学入試を受ける若い方々にとっては
出題される問題に直面して黙々と対策をせざるを得ないのが現実です
憲法学の長谷部恭男教授が、消極目的規制への違憲審査基準が積極目的規制に比べて厳格である理由として「利害関係の調整という背景的要素が透明性を保ち前面に押し出されている積極目的規制と違い、消極目的規制は国民全体の利益という大義名分を隠れ蓑にして反対派への目眩しに利用されるおそれがあるためである」旨の看破をされた(※1)ように
受験という産業は本来の崇高な理念に反して様々な利害が反映されてしまうことがままありがちです
そのときの最たる被害者は他ならぬ受験生個々人であるということを
法科大学院制度という分かりやす過ぎるほどの失政を砂かぶりで体感した者(※2)から諫言させて頂き
共通テストの方針を決定する権限をお持ちの方々には今後のあり方についての再考を強くお願いしたいと思います
※1 同氏『憲法』第8版256頁~258頁を元に適宜改変しております
※2 念のために付言しますが、司法試験不合格はひとえに自身の実力不足によるものであり制度に責任転嫁するつもりはありません。むしろ現職を曲がりなりにも一定期間継続できている身としては、司法試験にギリギリ合格でもしていたら逆に今ごろ地獄だっただろうと思います。その点に気付かせてくれたことだけに対しては法科大学院制度に感謝しております。ええ、もちろん皮肉ですよ( *`ω´)