編集中の記事一つを飛ばして、今日行ってきたばかりの「真打三年生わさび」を書くことにしました。
わさびさん、久々の吉田食堂さんでの登場です。「来てくれたら行くのになぁ」と思いながらずっとお待ちしておりました初めては、真打に昇進されたあとか二つ目から昇進が決まったときか、どちらだったかご本人も定かでは無さそうでした。
お決まりの、会場への道の写真から。
同じ場所を撮るのでちょっとでも変化をつけようとしている努力だけ認めてやって下さい(笑)
ようやく、少しずつにぎやかになってきた道頓堀。
まだ、歩いているのはほとんど日本人だけど・・・・
いつもの、道頓堀ZAZAのあるビルの入り口に立っていた幟。
初めて見たような気がしたので、後ろに回ってまでカシャッ・・と一枚。
下のほうに「たろう」さんが見えます。
すぐ横に件のミックスジュースの、間口の狭い店があるのです。
さて、肝心の柳家わさびさんの独演会。
つい先日、早朝のNHKの番組を(録画して)わさびさんを見たばかりですが、そのときと同じ。「こんな変な頭(髪型)ですみません」から挨拶ははじまりました。
どこかで(勝手に)お借りする画像は無いかと検索したら、ご本人がTwitterで「今日からブログのヘッダーをこれに替えます。宣伝のためです」と過日の投稿と共にこの画像が・・・
それに加えて3時間前の投稿があって、その中に「大阪大好き」と。
わたくしも、わさびさん大好きであります。
といっても、わさびさんの落語を聴く機会があまりなくてNHKで落語ではなくスポーツ紹介の短い番組(シリーズ物)や、おいしい店紹介の番組で好きなお店を紹介されていたVTRなどを見ておりました。
今日自分から言われたのは、最近かな?あの「笑点」にも出演されたとのことで、それはちょっと自慢っぽかったけれど、ワタクシは「笑点」を見ることはあまりなくて、落語をもっと聞きたいと願っております。
今日は、若手の開口一番はなくてずっとわさびさんの出番でした。
わさびさん曰く、若手がいて場をあたためててもらってのほうがやり易いらしいのですがやはりこのコロナ禍のご時世、落語の興行はかなり厳しいようで若手さんをつけてもらえなかったようです。
今日は会場もpocket(HOUSEの隣、ちょっと小ぶりです)のほうでしたが、そこはわさびさんはプロ。
「師匠にはわたししか弟子がいなかったので、開口一番はずいぶんやりました。だから、そこは自信があります」と。
そう言ってもらうと、なんだか嬉しいですね。
今日の3席は「皆さんが知らないであろう噺(この間NHKに出たときに演った噺)、私が作った噺、皆さんも知っているだろう噺」ということで、それが演目書きの順番どおりです。
「はじめのは、あまり笑うところはないんですが」という紹介通り、笑わせる噺ではないけれど、楽しませていただきました。
そのあとの2つの噺も、会場みんな声を出して笑わせていただきました。
「券売機女房」、現代の噺です。面白かった^^
明烏は、他の噺家さんとはまた違って、新しい噺を聞くような心持で聴かせていただきました。これまでに聴いた「明烏」とどこが違うかというと、源兵衛さんと太助さんの(ならず者と言われちゃったコンビ)が生き生きとしていました。
これからも関西に来てくれたらきっと聴きに行きますね
帰り道の道頓堀。
千日前のほうも、これまで閉まっていた店の営業再開も増えてにぎやかになりつつあります。
また、吉田食堂さんが終演後のわさびさんインタビューの動画をあげてくれているか寝る前にチェックしてみます。もし興味を持ってくれた人がいたら、吉田食堂さんのfecebook(Instagramも)やTwitter、で吉田食堂さんの記事をご覧になってみて下さいね。
ところで、「ここまで書いておいて今さらかい!」って言われそうな話ですが、ワタクシ今回の独演会のタイトルをどこで区切って読むのか判らないのです。「真打 三年生 わさび」なのか「真打三年 ナマわさび」か・・・・
吉田さんに訊いておくべきだったかしら
追記
Facebookに吉田食堂さんが動画を上げてくださっていました。それを見てますます「いいなぁ、わさびさん」・・・帰り道、歩きながら受けているインタビューに「プライド」という言葉も出てきました。
吉田食堂さんが上げてくれていた動画ではこれまで噺家さんはみんな(終演でホッとしているからか)ニコニコと、和気あいあいとしていたので「プライド」なんていう言葉の出てくるこの動画は異色の一本です。
噺の一本目が始まる前のおしゃべりの中でも、同じ内容のことをさらっと語っていました。
異色の噺家さんというイメージがワタクシの中で出来ましたがどの噺でも表情から「間」から・・・とにかくワタクシ惚れ込みました
そうそう、就寝前に見た動画で真相解明いたしました。「真打3年生」で区切るのが正解でありました。
by マヌカン☆