陶芸記事の続きを書いてみることにしました。
ろくろを使って皿を作るのは苦手で避けていましたが、「いやいや、何年もやっていて皿も作れないのはいかがなものか・・」などと自分にムチを入れて作っています。
前回、粘土が柔らかくて板から外せないままで先生にお任せして帰った作品が、普通の丸板に乗せて机の上に置かれていました。
大きさはざっと20㎝。
上の形を作るときもそうでしたが、底の大きいものを作るときにはろくろの上に板を置いてそのうえで作ります。
皿の表面をきれいにしようと思って、上向きにおいて表面を削ったりなめし皮で凸凹をとりました。
でも、これが失敗の基となってしまった・・・・・・
粘土で作品を板に留めます。
表面の凸凹を直して、欠けるのを心配しながら下向きにして底を削りました。
失敗というか、ピンチはこの段階で起こりました。
一生懸命に削っていくのだけれど、なんだかおかしい。
高台の周りがへこんでいくような・・・・
注意しながら削り進んでいくと、高台の周りだけでなく底全体が波打っているような気が・・・
ようやく気付いたワタクシ。
上向きにして水を含ませたなめし皮で表面を整えた後で裏返して厚み(1cm)のある底を削って重さを減らしていくうちに、薄くなった水を含んだ粘土が波打ってきたわけで、そのまま行くと破れます
なんとか破れる手前で気づいたので、乾燥させることにしました。タオルを敷いてあるのは少しでも重みがかかるのを和らげようと思ってのことです。
右は2枚目に削ったもの。こちらは、あまり水をつけずに表面を整えましたがやはり高台を作っているときに波打ってきました
底から始めれば良かったのでは?とは思わないでもないのですが底の厚みの大きい作品を手に持った時ときに高台がイメージできなかったので、ある程度先に整えておきたかったんです。
ともあれ破れてしまう前に気づいたのは、やっぱり年季というか(週イチなので大したことはありません)、失敗の積み重ねが頭の中でデータになっているということでしょう(笑)
この日の製作はここまでで終了。
次回でもう少し形を整えて「輪花」にしてから素焼きをお願いするつもりです。
こんな状態なので、ちゃんと作品にできるかどうか判りませんがせっかくの機会なので楽しみながら作っていきます
緊急事態宣言で、教室もその間は休校になるので次回は早くても3週間後。
また、製作中の記事を書くことになると思います。
by マヌカン☆