こんばんは。
若桜鉄道駅巡り、まだまだ続きます。
本日は、貨物ファンにはぜひ訪問していただきたい八東駅です。
この素晴らしい木造駅舎、当然ながら登録有形文化財です。
若桜鉄道にある駅は、もはや登録有形文化財ではない駅の方が少ないです。
アルバムを見返していますが、当時は駅到着後にわかに雨が振り始めたため、外観をあまり撮れていなかった・・・ようです。
駅舎内部も文化財にふさわしいもの。
壁や椅子にも痛みは見当たらず、床にはゴミひとつ落ちていません。
愛され、手入れが行き届いている証拠ですね。
また、この駅でも乗車券を購入できます。
たしか、訪問時は委託の方が大変親切に対応してくださり、パンフレットなどを頂きました。
ホーム側。
改札が素晴らしいですね。
もう語彙力が低下し、「素晴らしい」の一言しか出てきません。
最近良い駅舎を訪問しても、ずっと「いやぁ素晴らしい!」の言葉ばかり出てきます。
さて、駅舎以外にもこの駅には見逃せないものがあります。
それがこちらの貨車と貨物ホーム。
保存されているのは、ワフ350000型。
なんと現存する最後の一両とのこと。
しかもここに来る前は、我が地元栃木県の宇都宮貨物ターミナル駅に鎮座。
いつも宇都宮線でターミナル駅付近を通過するとき、新幹線高架下に古い貨車が大量にあるのを目撃していました。
おそらくその中の一両でしょう。
まさかの鳥取での再会。
貨物ホーム上の倉庫は、当時のものではなく復刻したもの。
ただ、ローカル線の貨物ホームに倉庫と貨車がある光景を見れるだけでも、大変嬉しいものです。
おそらく、日本全国でこのような光景を見れるのは、ここだけではないでしょうか?
当時のローカル線の貨物ホームの様子を伺えます。
やはりいいものです。
待合室がホーム上にありますが、こちらもかなりの年代物。
内部も雰囲気あります。
こちらも掃除が行き届いていて、大変綺麗です。
最後は第四種駅名標で。
国鉄を意識しているのでしょうか?
駅舎と貨物ホームと貴重な貨車、これだけ鉄分の濃い駅はなかなか珍しいです。
大満足して次の駅へ向かいました。