こんばんは。

本日の駅は、岩徳線の西岩国駅です。

岩国と聞いて、真っ先に思い浮かぶものは錦帯橋でしょう。

この西岩国駅は、錦帯橋のアーチを模した造りになっています。

錦帯橋へのアクセスについては、この駅からバスが出ています。

徒歩でも行けない距離ではないので、街探索がてらに錦帯橋へ行くのも良いでしょう。

(当の私は、錦帯橋へ行っていませんが・・・)

駅前には、西岩国駅の歴史が書かれた看板があります。

当初は岩国駅として開業し、その後西岩国駅へと名称を変更したそうです。

なぜか駅前には木炭自動車も展示されています。

実は、西岩国駅の駅舎内にはNPO法人西岩国・駅と広域まちづくりの会が入居しています。

これも、”まちづくり”の一環なのでしょう。

錦帯橋を模したアーチ橋と洋風の駅舎、多少ではありますが異国情緒を感じられます。

私が以前に訪問したアメリカのとある駅に、若干似ているような気もしました。       

駅舎内には、簡易型の券売機や自販機などが揃っています。

さらに、一角には地元の方?の描いた絵も展示されていました。

照明器具や丸い窓など、所々に洋風駅舎の特徴が出ています。

かつての窓口だったところに、先述したNPO法人が入居しているようです。

数多くの駅舎を訪問してきましたが、”用済み”としてベニヤ板で塞がれてしまっている駅も多い中、

駅舎を有効活用することは、とても良いことですね。

観光案内所を設置したり、喫茶店が入居したりする駅は、人を呼びます。

そうして駅を通じて町が活気づけば、街の再生にも”駅”が一役を担うと思います。

ラッチも木製で、駅舎の雰囲気と調和しています。

ただ、駅名版下のステンレス製のごみ箱は、もうちょっと上手いこと隠して欲しいものです・・・

せめてピカピカではなく、落ち着いた色合いにするなど。

ホーム上屋や柱なども、開業当時のままなのでしょうか。

反対側のホームから、駅舎を撮影。

こちら側からだと、屋根の色や三角の構造物など、この駅舎の特徴もよくわかります。

 

15分にも満たない滞在時間でしたが、特徴ある洋風駅舎を一目見ることができ、良かったと思います。

本来であれば、この駅舎と錦帯橋を同時に訪問したかったのですが、今回は予定上見送りました。

しかし、まだ錦川鉄道には乗車したことがないので、次こそは

・西岩国駅の再訪

・錦帯橋訪問

・錦川鉄道完乗

以上を同時に達成したいですね~!