間質性膀胱炎に効くとアメリカのアマゾンで絶賛の、Desert Harvest社のアロエベラが着いた。瓶の中にカプセルが詰まっているのだが、カプセルが・・・大きい!

 

カプセルのままで飲むと喉に引っかかる大きさ。カプセルもなんだか滑らかじゃない。

 

アメリカのものって、大きくて雑。

 

カプセルの中身だけ飲めないかと、中を開けてみた。出てきた白っぽい粉をなめてみると、「しょっぱい」。これ何の塩分?と思って成分表をみると添加物は炭酸カルシウムとシリカのみ。アロエベラの成分を調べても成分に塩分は含まれていない。何の味なんだろう。飲んでも大丈夫なんだろうか?

 

メーカーに問い合わせてみた。「カプセル大きかったので、開けたら塩味がしたけど、何の塩気ですか?」回答は、「カルシウムが少し含まれています。アロエは苦いです。アップルソースと一緒に摂るとよいです。」。え、塩気は??よーく考えた末に「苦いけど塩味はしない。」が回答だと解釈した。The aloe does have a bitter taste to it.  「does」 がポイント。

 

そこで、もう一度舐めてみると、そんなにしょっぱくない。苦酸っぱい味で飲めないことはない。塩分入っているわけではなさそうなので安心した。

 

ちなみに、効果について再度調べてみたところ、研究論文が1通だけあるのだが、これはメーカーが実施したもので、しかも、たった8人の患者のうち7人に効果があったというもの。患者はもともとの治療も継続して受けているという条件の下でのものなので、あまり信頼できない。そのうえ、アロエベラがどのように作用して間質性膀胱炎の症状を緩和しているかについての、考察は一切なし。「インディアンが火傷に使っていた。」というのが考察といえば考察??アマゾンの激痛に即効性がありというようなレビューも、ひょっとして炭酸カルシウムが酸を中和しているからだけに過ぎなかったりして。

 

鉄剤を飲んでいるので、鉄の吸収を阻害する炭酸カルシウムはできるだけ一緒に摂りたくない。昼と夜に鉄剤を飲むので、朝と夜に3カプセル飲むことにした。慣れたらカプセル外してそのまま口の中に粉を放り込めるようになった。

 

(左が抗アレルギー剤のIPD、右がアロエベラ・・・大きい。)