Huggy Pecoのオペア体験記
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カナダ出発の日

さて、いよいよカナダへ出発です。


例の、限りなく機内食が不味いと評判だけど、価格だけはとにかく安い
某C Airです。 (前述してるからあえて隠す必要ないけど・・・)

空港へ向かいました。

実は当時Pecoはスノーボードを始めて間もない頃で
ワンシーズン滑らずにはいられない!!と思っておりました。

そこで、なんと! スノーボードの板+ウェア+ブーツ 一式を持参することに。
107Lのスーツケースに3ヵ月分の生活用品を詰め込んで、スノボの道具、
そして手荷物・・・とかなりの量です。

荷物を預けるためにカウンターに行くと、

107Lは重量が30Kになっており、さらに、預けるつもりだった靴等が入ったもう一つのバック+

板は追加料金が発生すると。。。 一応、荷物2つまでOKということで、板は無料で載せて
あげます、ということになったものの、バックの分の追加料金、3万円(もう少し多かったかも??)を

支払うように言われてしまいました。


でも、5万くらいで買ったチケットなのに、そんなに追加料金払うなんてバカバカしすぎます。


「解りました。自分でもって行きます。」


なんとしても安くあげたかったPecoとしては、それ以外の方法が

考えられませんでした。


で、みんなにあきれられながら、スノボグッズとともに、カナダへ旅立ったのです・・・。

滞在方法

Pecoは、3ヵ月の滞在中ずっとホームステイでした。

24時間英語の環境に浸りたい、と思ったからです。

ルームシェアをするほうが、断然安いので、長めに滞在する人は
ルームシェアがお勧めです。
ちなみに、私はホームステイ先もネットの掲示板で見つけました。

私の場合、3食付(ディナー以外は自分で準備)、専用バス・トイレ・個室付で
さらにネットも遣い放題でCAN$650でした。
当時¥84くらいだったので、月¥55,000は日本で考えればそれほど高くはないのですが、

カナダだともっと安く暮らせそうです。

Pecoのステイ先は、日系カナダ人のパパ(でも英語しか話せない)とカナダ人のママ、

そして大型犬のMAXがいました。 
息子2人はそれぞれ大学に行っていたために一緒ではありません。
パパのお仕事は会計士さんでした。
ママはボランティア的なお仕事をしてたと思います・・・ でも、よく覚えていません・・・。


本当に、とっても素敵なご夫婦でした。

2人は幼馴染なんですって。 

おうちはそんなに大きくないのですが、インテリアとかすごく凝ってて

とってもお洒落な家で、留学生仲間に羨ましがられていました。


ステイ中、2人は週末別荘に行くので、友達を呼んでパーティとか

させてもらってました・・・(≡^∇^≡)


ただ、ホームステイは家によって待遇が様々・・・


運といっても過言ではないかも・・・。

韓国人の友人は、業者紹介の家にステイしていたのですが、

イタリア系のそのおうちのご飯はいつもパスタ。 

ペンネ、ショートパスタ、ラザニア・・・ 日本で言う”スパゲティ”だけでは

ないのですが、毎日ほぼ3食トマトソースとオリーブオイルは食文化が異なる

人にとっては厳しかったかも・・・。


(ちなみにPecoのステイ先のパパは板さんの子供だったらしく

古典的な日本料理は作らないけど、料理自体はとっても美味しくって

Pecoはかなり太りました・・・(^_^;)


滞在方法についても・・・


最初の滞在場所の契約は短めに

荷物は現地で買う

(引越しが楽だし、留学生の出入りが多いので、

家具・家電類はかなり安く譲ってもらえます。)


とすると、失敗が少ないのではないでしょうか?

カナダ行きの準備(語学学校の選び方)

さて、実際カナダにいっちゃったPecoですが、10日の間にやったこと・・・。

まず、学校選びと安いチケット選び。

これらは全て インターネット という文明の利器を駆使して行いました。

飛行機のチケットに関しては ”安さ” が基準です。
Pecoは九州出身なのですが、九州から北米に旅立つ場合、関空や成田を経由するより、
韓国や、台北で乗換えをしたほうが安い場合が多いです。
(位置的には逆走なのですが、羽田―成田のリムジン代や、関空の空港利用税、国際のフライト代
を考えたら、結果的にお得な気がします。)

当時、激安だった、CHINA AIRLINEをチョイス。
どのくらい安かったのか・・・

1年間のFIX(とはいえ、帰りの便は変更可)で5万円くらいだったと思います。
日程の変更が出来るチケットで、この値段はかなりお得。
機内食がマズくても、機内が騒がしくても、落ちるかもしれないけれど、
それでも価格には勝てませんでした。  (↑帰国後知ったけど・・・笑。)


次に学校。
Pecoの学校選びの主な基準は・・・

授業数(コマ数)、1コマの時間、授業内容

授業料、日本人比率、立地条件 でした。
(詳細は後述)


具体的な手配は、在カナダの日本人の方が無料で手配をしてくれる
サイトを見つけて、その方に依頼。
(その方は、紹介した学校からバックを貰ってます。)
授業料を余分に払ってしまわないように、幾つかのサイトで、希望の学校の
授業料はちゃんとチェックしました。

授業料をPecoは手付け分を現金振込しましたが、ちゃんとFAXで受領確認を
送ってもらいました。
残りは、通い始めてからクレジットカードで払いました。
(ポイントためたかったので)

さて、学校選びのポイントのその詳細をお話しましょう。

授業1コマあたりの時間は学校によって45分だったり60分だったりするので、
価格だけで判断すると、結果的に損ってこともありえます。

日本人比率に関しては、クラスのレベルが高くなればなるほど
日本人の比率は減る傾向にあるし、日本人同士でも学校では英語で話すように
なります。(他国の友達にもかわるように) 
逆に、比率が低いと思っていったものの、自分のレベルは日本人と韓国人だけが

クラスメイト・・・なんてこともあります。

それは、クラス分けが ”会話力” 基準で行われるからです。

授業内容については、私の学校は 午前:レベルごとの会話を中心としたクラス
午後:本人の希望に応じたコース別クラス(例TOEFLとか発音とか、ビジネス英語etc...)
でした。

立地条件については、バンクーバーに限っては、どこの語学学校も比較的

中心部にあり、交通の便がよいので、あまり悩む必要はないと思います。


結論として・・・

時間に余裕があれば、幾つかの現地に渡った後、幾つかの学校を

実際体験してみるのがお勧め!


Pecoは本当に時間がなかったのと、余裕がなかったので、いきなり3ヶ月分
払い込んでしまって、同じ学校に行きましたが、本当は1ヶ月だけ

そこの学校にして他の学校に体験レッスンに行ってみるのもよかったかも、

と思います。

学校によっては、下のレベルはいいけど、上のレベルはイマイチだったり、
本来は10段階のクラスがあるはずで、3ヶ月で3段階UPと思って申し込んだら
実際は8-10のクラスは1クラスで、テキスト無しの会話ばかり、なんてことも
ありえます。(上のレベルに行くと、みんな学校に行く必要がなくなるので
クラスが成り立たないんです・・・。)

あと、Pecoはフルタイム のクラスを選びましたが、

半日でもよかったかも・・・。

どこの学校も午前のクラスに割りと力を入れているので、
しっかり勉強しようと思えば、午前のクラスの課題をしっかりやれば

それはそれでかなりの勉強時間になります。
午後は、午後でそれなりに宿題が出るので、Pecoはちょっと中途半端に
なってしまった感が否めません。

ということで、


もし、もう一度語学学校に行くとするならば・・・

2W-4W分、”よさそうかな?”と思う学校に申込をして

通いつつ、2W-4W後、次の学校までが空かないように、

その翌週から毎日、他行の体験レッスンの予約を入れ、

その後決定。


みたいな感じだと思います。

どの学校も必死なので、体験レッスンに行ったほうが何かとお得だと
思います。
(体験レッスンの日数分、授業料も節約できるし・・・笑)

カナダに行くために

彼にリミットをきったものの、Au Pairとして働く前に、もう少しちゃんと英語を身に付けたいと思った私。


Pecoは大変意志薄弱で、根気がなく、誘惑に負けやすいタイプなので

このまま日本にいても、デートの為に英会話学校を休む日が続くことは

日の目を見るより明らかだと思いました。


そこで


「じゃあ、英語を学ばざるを得ない環境にしちゃえばいい!」


と、いう結論に至りました。


そうなると後は行動あるのみ。


何故、カナダを選んだのか?


それは、将来働くであろう米国での会話に近いものを学びたかったから。

とはいえ、アメリカは生活費も高いし・・・ってことでカナダを選びました。

(しかし、バンクーバーにいたため、価格面ではやや微妙でしたが・・・)

さて、留学先、学校、ホームステイの手配まで、私は全て自力でやりました。

なぜなら、単に節約したかったから。


具体的にどうやって調べていったのか。。。は順を追って公開します・・・。
(なかなかオペアにたどり着かなくてごめんなさい。
ただ、リアルな話を伝えておいたほうがいいかと思いまして・・・)

ところが。。。

決心まではしたものの、当時Pecoには付き合い始めたばかりの

ダーリンがおりました。

彼自身は、Pecoのように海外に行きたい人の気持ちがよく解らない、と

言っていましたが、別にPecoの渡米を反対するわけでもなく

”待ってるから”ってな感じでした。


Pecoは自分に甘いタイプ&追い詰められないとやらない人なので、

なんとなく彼と離れがたく、また、まだ年齢に猶予があったことから

最初の決心はドコへやら。。。 なかなか次のステップに進まないのでした。


一応、近所の英語学校に通うことにはしたものの、

デートのためにすっぽかすことも幾度か・・・

お金がもったいなかったです(>_<)


そうこうするうちに、確実に時は過ぎてゆきました・・・


某年1月中旬のある日ダーリンが


「ね、留学しないの?しないんだったら結婚するよ」


け、けっこん????


やばいことになりました・・・・ ((((((ノ゚⊿゚)ノ


そんな・・・ 出来ません。 あせった私は


「わかりました。3月31日までに渡米に向けての

具体的な日程が出来上がっていなければ、あなたと結婚します。

そして、二度と留学のことは口にしません。」


と宣言しちゃいました。(・_・;)


そして、その10日後、私はカナダへと旅立っておりました・・・。


試験結果

長い間、更新しないままで読者の皆様ごめんなさい。
これからは、マメに更新したいと思います・・・。m(_ _ )m

さてさて、試験結果です。

Pecoは


「条件付合格」となりました。

大半の人はこの結果です。 

ちなみに、Pecoのバックグラウンドとしては
英語のレベルは「旅行には困らない程度。(辞書片手に何とか相手には理解してもらえる。)
育児経験は 親戚の子供の世話 (3歳児を一週間)
        ベビーシッター(2歳、3歳の兄妹を週1回6時間 3年間)
です。

それでも「条件付合格」です。
おそらく、一発で合格できる人は
”インターナショナル幼稚園”で先生をしていらっしゃった方
くらいではないでしょうか?

結果を得て、今後について考えることにしました。

ご存知の方も多いかと思いますが、オペアになるためには200時間以上の2歳未満の子供の
育児経験が必要です。

普通の人は、兄妹や友達こ子供や親戚の子供の面倒を見たことがある程度だと思います。

家族以外の人の子供を見て、推薦文さえ書いてもらえればどこかの施設で経験を積まなければ

いけないと言うものではありません。
私自身はベビーシッター等をやっていた関係で、かなり子供の世話には自信を持っていました。

でも、やはり、言葉を話せないレベルの小さな子供に関しては、風邪一つでも症状があっという間に

変化してしまうので、もっと経験が必要なのでは?と思いました。


そして、英語に関しても、規定のレベルをクリアするための英語だったらそれほど深刻になる

必要はないかもしれません。


私自身も、最初は”英語を勉強しにアメリカへ”と考えていました。
お金もらえて、英語勉強できて、憧れの国アメリカで暮らせるなんてラッキー、

そんな気持ちでした。

しかし、オペア希望者の皆様にちょっと考えて欲しいのです。

オペアになるということは人様の子供の命を預かる、という事です

たぶん、オペア経験者の方々の中には「そんなに大げさに考えなくても」と
お思いになる方もいらっしゃると思うし、それはそれで構いません。


でも、Pecoは大学時代のベビーシッター経験を通して、人様の子供を預かる難しさを

学んでいました。

そして、私達が派遣される先は 訴訟の国 アメリカ ”

しっかり準備をしていったほうがよいのでは?と次第に考えるようになりました。


オペア予備軍の皆さん、あなたが自宅で一人、子供達の面倒を見てる時に、

その中の一人が椅子から落ちて泣き叫んでいるとき、ホストペアレンツに

電話冷静英語状況を説明できますか?


私は出来ない、と思いました。


一刻を争う事態になるかもしれません。 そんな時、辞書を引いてる暇はありません。

電話をしながら、怪我をした子供の介抱をし、他の子供達の世話もしなければ

いけないんです。


絶対に無理です。


そう考えたら、やはり、きちんと勉強しなくては、と考えるに至ったのです。




面接試験

「緊張しないでリラックスしてください」


初対面の日本人に、英語で話をするなんて非日常以外の

何ものでもないのに、リラックスなんて出来ません(TT



きっと皆さんが興味があるのは何を聞かれたか?でしょう。


内容は・・・

「どうしてオペアになろうと思ったんですか?」

「今は何をしてるんですか?」

「オペアを終えてからどんなことをしたいですか?」

そんな内容だったと思います。

大事なのは、

「帰国後なにをしたいか?」の部分です。

間違っても

「恋人見つけて永住!」とか「頑張って米国の大学に留学します」

なんて言ってはいけません。

なぜなら、オペアは

「文化交流員として、日米両国の異文化を理解し、今後の両国の

よい友好関係を継続することに寄与する」ことを望まれていて、

必ず帰国すること」が義務付けられている

のです。

そんなわけで、かならず日本に帰ってくることを(嘘でも)アピールしなければ

いけません。

ちなみにPecoは「オペアの経験を生かして子供英会話教師になりたい」

と言いました。

(しかし現職は違います・・・ ↑でも、丸々嘘だったわけではありません。
諸事情があったのです・・・)

英語→日本語の試験も無事終わり、その日は終了

「では、後日試験結果はご連絡しますね」

その言葉を後に試験会場を去り、

友人が事前に調査済みの、美味しいと有名なお好み焼きを

食べに出かけたのでした。


選考試験 ・・・続き・・・

無常にも時間は過ぎ去り、筆記試験は終了 (-_-;)



試験官 「じゃあ、面接に入りますね。」

Peco  「あ、はい・・・」



試験官 「それでは、まず、英語で自己紹介をしてもらいますね。

      私も英語で質問するので、それに答えてください。
それから、日本語で面接をします。
内容としては、英語のときとダブっちゃう部分があると
思いますが、英語の時にうまく説明できなかったこととか
そこで思いっきりアピールしてください。」



いよいよ試験だぁ~!!!!!



物怖じしないと度胸だけが褒められるPecoでしたがmさすがに心臓バクバク。



試験官 「あ、あと、記録として会話、録音しますね」



ろ、ろくおん??????



ってことは、私のどう考えてもしどろもどろになるであろう、このアピールタイムが、

記録、それも音声として残ってしまうというの????



私の心臓はバクバクを通り越して、危うく



止まっちゃいそうでした (_)



カセットレコーダー(だったと思う・・・)が用意され、

試験官 「では、始めましょうか?」 とにこやかな彼女

Peco 「・・・・・・あ、・・・・ はい。 いや、YES

もう、すでに、出だしからなんかおかしいぞ、Peco・・・・・・・????

いよいよ試験開始(まずは筆記試験から)

時間よりちょっと早めに広島に到着。

今となっては、場所の詳細は覚えてないけれど、

市内のどこかの公共施設の会議室の一室で行われました。

それも、受験者は私一人だけ。


先ずは、筆記試験から。


内容は、TOIECとかTOEFLというよりは、

もっと基本的な、文法問題が中心だったような気がします。

(長文読解みたいなのは余り無かったような・・・・?)


(これって本当に、”基本的な問題”ってやつだよね・・・)


そう、本当に、”基礎的な英語の問題”だったんです。


引っ掛け問題とか無くて、ちゃんと過去にお勉強している人なら

ちゃんとそれなりに解けたと思います。


しかし・・・・


Pecoは英文法が大の苦手。

センター試験のときも、発音・アクセント・長文読解で

なんとな乗り切ったような状態で、文法なんて


「あ、なんかこれが私を呼んでる??」


と閃きのままに解いていたのです。


ヤバイ・・・・・・・(**;)


Pecoの焦りとは無縁に、無常にも時は過ぎ去っていくのです・・・。

エージェントより連絡があって・・・

では、テストをしましょう」と言う話になった。

「ごく最近まで九州の場合は、福岡でテスト出来てたんですけど、

担当者が転勤してしまって、今回最も近い開催地は広島になります」


広島・・・・・


予想外の出費に一瞬悩んだものの、考えたところで
結果は同じなので同意することに。


試験の内容は、「英語の筆記試験、日本語での面接、英語での面接」とのことだった。


英語の試験なんて、大学入試以来だ・・・

何を、どう勉強すればいいのか、皆目検討がつかない。

仕方がないので、TOIECのテキストを買ってみた。


記憶が定かではないが、私は当時、とても早く出発したかったので、

申し込みから試験までの日にちは、1、2ヶ月あったかなかったかだったと思う。


試験勉強をするぞ!!と意気込んでいたものの、すぐに飽きてしまい

「英語なんて、ちょっと勉強したから出来るってもんじゃないし」と

変な言い訳をして、やめてしまった・・・(笑)


とある、日曜日、すごく優しい友人に「お好み焼き食べに行きたくない??」と

かなり無理やりさそい? 広島までドライブしてもらって試験に出かけたのでした。