アンティークのティーカップ

アパートの隣の隣に住んでいたお年寄り夫婦が、老人ホームに入るために引っ越していきました。それも、ここから飛行機で３時間ぐらいの距離の街まで・・・


ご夫婦はもう引っ越されていなかったけど、アンティークや中古品を売る会社に頼んで、部屋全体を開放してほとんどの所持品を売りに出していました。入ってみると、３ベッドルーム、リビング、キッチン、ダイニングの間取りで、家具や昔の食器など、色々な物が売りに出されていました。


奥さんの描いた絵などもあって、部屋を出た後、なんだか切なくなってしまいましたあぁ、なんか悲しいですね、と近所の人と話し込んでしまいました。８０代で二人で生活できると思ったんだけど、病気をしたりで大変だったようで。この街に引っ越してくる前の地元のホームに行くようで、戻れば身内の方もいるそうなのです。これで世話してくれる人達がいて本人たちも安心よ、とご近所さん。そういわけで、ちょっと気が楽になり？見つけたカップ＆ソーサーを買いました。

さっそくひとり紅茶をいただきましたおじいさんとおばあさん、今頃どうしているかなぁ・・・