今回は身近なお口のトラブル、「口内炎」についてお話をしていきます
「口内炎」とは、口の中や周辺の粘膜に起こる炎症の総称です。 その口内炎に深く関わっているのが、皮フや粘膜のビタミンと呼ばれるビタミンB群なのです
ビタミンにはそれぞれの役割があり、
ビタミンB1…糖質をエネルギーに変え疲労回復の役割
(胚芽米、玄米、豚肉、たらこなど)
ビタミンB2…皮フや粘膜を守る役割
(うなぎ、レバー、納豆、卵、牛乳など)
ビタミンB6…ホルモンバランスを整え、健康を維持する役割
(マグロ、さんま、牛レバー、バナナなど)
をしてくれます
ビタミンB群は、形を変えて体内(肝臓、脳、筋肉等)に一定量蓄積されますが、ストレスや飲酒
などにより大量に消費されていくので、意識して体内に補給しなければなりません。
逆に過剰摂取してしまっても余分な量は尿と一緒に排泄されるので、中毒などの心配はありません
ビタミンB群はお互いに連携・協力し合ってはじめて十分な効果を発揮するので、なるべく一緒に摂取することがおすすめです
そしてビタミンB2には、ビタミンCと一緒に摂ることによってお肌の大敵であるしみ、そばかすの原因紫外線にも効果を発揮してくれます
口内炎ができている間は、アルコール、たばこ
、糖分の多いお菓子
、香辛料や熱い食べ物
などは刺激になるので控えましょう
食事での摂取が難しい場合は、サプリメントやビタミン剤などを活用していきましょう
受付 影山