子供の頃、乳歯が抜けたら
“上の歯は屋根へ下の歯は地面に投げるんだよー”
と言われて投げた事がある方も多いのではないでしょうか
私もその一人です
これは新しく生えてくる永久歯がまっすぐ生えてくる様願いを込めて行う風習として、広く日本で親しまれてきました中国やベトナム、タイなど多くの東南アジア諸国でも日本と同様にこの風習が根付いているようです
ではアジア以外の国では抜けた乳歯をどのように扱うのでしょうか
まず、アメリカやイギリス始めヨーロッパの多くの国で乳歯が抜けたら夜眠る時に自分の枕の下に乳歯を隠します
そうすると翌朝歯の妖精が枕元の乳歯をコイン
(お金)やプレゼント
に変えてしまうというのがスタンダードの様です
もちろん隠しただけでは妖精はやってきません(笑)
事前の準備を忘れずに
子供たちは翌朝妖精のいたずらを楽しみに乳歯が抜けた日の夜は眠るのだそうです
周りの家族のサポートなしには成立しない愛情あふれる風習ですよね
個人的に面白いと思ったのがロシアの風習です
ロシアでは乳歯が抜けるとまずネズミの巣穴を探します
そしてその見つかった巣穴の中に抜けた乳歯を放り投げるのだそうです
これはロシア以外にもアフガニスタンやバングラディッシュでも行われている風習で、ネズミの様に丈夫で白い歯が生える様にという願いが込められています
日本ではネズミの巣穴を探すのに一苦労しそうですが、土地柄のよく出ているとても面白い風習ですよね
国が変われば風習も様々でとっても興味深いですね
エスパティオクリニック 北村
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パール歯科ホームページhttp://www.pearl-shika.jp