そういえば、と前の記事で書き忘れていたことがあって。


些細なことではあるけれど、Twitterで書くわけにはいかないので追加でここで書きます。


というか、思い出したらここにどんどん追加していきます。
様子見てまとめます。






あ、前の記事同様ネタバレなんて気にせず書いているので
ネタバレが嫌な人は作品店に足を運んだ後に来るなりなんなりしてください。
















作品展、「大野庵」のところは和室っぽい、みたいなことを書きましたが、
全体を通しては多分「倉庫」なんだろうな、と。


作品集を読んで踏まえての感想で、言葉を選ぶならこんなところ。


作品展にいる時から、
この剥き出しの木箱はあえてなのだろうと思っていました。

あの木箱たちはマジでガチであれで保管してたっていう話だよね?

あの木箱に入れられて、倉庫に保管されていたのではと推測します。


その木箱剥き出しでの展示。

中にはその木箱にちょっとした展示台を取り付けてフィギュアが飾られていたりしていますし、

大きいキャンバス画たちはちゃんと飾られていましたが。

台というか、スペースの区切りというか。
基本木箱が区切っていて、台にもなっている、壁にもなっている、という印象でした。




私はそもそもこの手の絵画展のようなものにはそんなに足を運ぶタイプではないですが、
あれは「ありのまま」を飾らず置くというある種の演出なのだろうな、と。



だから、途中のインスタの下塗りさとしのあのスペースがほぼそのまま再現されていて(床のパネルまで)
絵具が散らかり、そのまま置いてあるのだろうなあ、と。


生の感じというか、飾らない、そのままの大野智を感じて欲しかったのかなあ、とふと思いました。


作品集を読んで、その思いは強くあったのではないかとなお思います。






東京シティビュー、展望台をほぼ1周する形。

どこを切り取っても東京の景色がついてくる。



その景色は多分おまけでしかないんだけれども、

その東京の街との"距離"を感じることで、

あの空間は大野智が作り上げた
"私"と大野智の空間なのだと1日経って強く思います。


あの場所にしかない、大切な"私たち"だけの特別な空間。



(2020/9/12 17:53)

もしまた何か書きたくなったらここに書き続けますね。






(2020/11/09 23:40)


FREESTYLE2020、東京での開催お疲れ様でした。
大阪での開催も決まり、"智くんにぶん殴られる仲間"が増えることを嬉しく思います。笑


私は、つい先日夜もお邪魔したので、昼夜どちらもお邪魔しました。

夜になると東京の夜景はこれまた綺麗で、作品の印象もだいぶ違いました。

太陽の光と、照明の光は全く違いますね。

その違いが与える智くんの作品がとても楽しかったです。



昼夜は関係ありませんが、上にも書いた「インスタの白塗りさとしのスペース」について、改めて思ったことがあります。


最初、私はありのままを感じて欲しくて、なのかと思っていましたが、
だとしたらあのキャンバスは白くある必要はなくて。

白く塗った理由は、この先にどんな絵を描いていくのか、という未来が詰まっているからなのかなあ、なんてことを思いました。


智くんはここから、また新しい絵をたくさん描いていくんだろうな、って。


だから、白。あえての、白。

あんなに大きいキャンパスに、白を描いて置いた。以上。


この意味は多分全部を受け取るのは難しいけれども、好き勝手受け取っていようと思う。




楽しませてくれてありがとう。

この作品展が、2021年も続くことの意味ともう少し向き合ってみようかと思います。



ありがとう。