またまた更新期間が空いてしまいました…
麻酔導入後の出産レポの続きです
麻酔は直ぐには効かず、でもまだソフロロジー の呼吸法でどうにか耐えられた。
分娩室で横になりながら5回ほど陣痛をやり過ごしたが、保冷剤を使って胸のあたりと
太ももで感じる「冷たさ」に違いがあるかチェックしながら効き具合を診てもらう。
院長先生は診察のときとキャラが変わっていて ←(失礼ね)
すごく優しく「もうすぐで薬が効くからね〜 もうちょっと頑張ってね〜」と話してくれた。
師長さんは、いつも通りサバサバとしていて、なんだか安心した。
20分くらい経つと保冷剤の冷たさを感じなくなり、陣痛の痛みも徐々に感じなくなってきた。
子宮口はまだ5センチくらいだったので、しばらく横になってお産が進むのを待つように言われた。
LDR室でひとりNSTの波形を見たり目を瞑ったり、赤ちゃんに「がんばろうね。早く逢いたいよ。」と話しかけて過ごした。
痛みの場所が変わると、麻酔薬の種類を変えてもらい、また陣痛が弱いため促進剤も投入されるが、もちろん痛みはない…!!(無痛分娩、最&高ううう!!)
その後もたまに師長さんが様子を見に来てくれて、赤ちゃんの向きを少し矯正する必要があるため左を下にして横になるように言われる。
15分程経ったか、また師長さんが見に来てくれて子宮口は8センチ、NSTの波形から赤ちゃんが旋回したと判断、子宮口を広げるマッサージをしてもらった。
もちろん痛みは全くなく、あっという間に子宮口が全開になった。
これ、無痛分娩じゃなければ絶叫レベルの痛みだったと思う……
(長女の時は痛すぎて助産師さんを蹴飛ばしそうになったのを思い出した…)
子宮口8センチの段階で器具や出産用のシートなどスムーズに準備が進む。
またおしっこが溜まってると赤ちゃんが出てきづらいため導尿されて、羊水もお腹を押して排出してもらう。
そうこうしているうちに師長さんから
「はい、全開になりましたよ〜。合図をするからそしたらバーを思いっきり引き寄せて身体を丸めて息を吐きながらいきみましょう!」
と言われ、あっさり出産の体制になった。
私は
「え!?もう全開ですか」と驚きを隠せなかった。
長女の時は陣痛〜出産まで28時間かかったから、かなりのスピード出産では⁈と、またまたひとりで勝手に脳内大興奮
そしてNSTの波形を見ながら、高まったタイミングで握りしめているバーを力いっぱい引き寄せて、少し身体を丸める感じでイキむ!!!!
無痛なので、お腹が硬くなっているのを感じつつ巨大うこをする感じで、イキむ!!!!
イキんでも、目は閉じない!!!!
んギギギギギギギ〜っ!!!!!!
、、、長女の時もそうだったけど、どうやら陣痛があまり強くないらしく、子宮が収縮する力を利用するソフロロジー 出産は私には不適応だった
普通に息を止めて顔の血管ブチ切れさせながら、何度も何度も全身全霊でイキみ…
バーを握る手の感覚もなくなり、満身創痍。
もうこれ限界超えてるよね… 超えてるな… とふぬけになったところで師長さんが
「赤ちゃんの髪の毛が見えてきてるからね〜、もうちょっとがんばろう!!」
と言ってくれて、私はテンションが上がり
「赤ちゃん髪の毛が生えてるんですね!」
と意味不明な返しをした。
師長さんの合図に合わせてまた目を見開き呼吸を止めて、んギギギギギギギ〜っ!!!! ×3回ほど狂ったようにイキみまくり(だってもう限界超えてるんだもの…)
「赤ちゃんでますよー」と言う師長さんの掛け声とともに、どぅるんと赤ちゃんが出てきた。
7:04第二子誕生
陣痛開始から7時間で生まれた!!
よく、2人目は半分の時間で生まれるよ、なーんて言われて「そうなりゃいいけどねぇ〜」とか言っていたけど、半分どころか4分の1の時間で生まれた!!
そして生まれたことと同時に無痛分娩に感激!!
こういうお産があるんだ!
冷静に自分の身体と赤ちゃんと向き合って産める幸せよ!!
「赤ちゃん、生まれた… 無痛分娩、すごいです。」
これが出産後の第一声だった
生まれたてホヤホヤの次女を胸の上に置かれて、その温もりが愛おしくて涙が出た。