私には、韓国に我が甥や姪のように思っている子達がいます。
友達の子供たちなのですが、母親である友達は4年ほど前に、
若くして亡くなってしまいました。
初めて会った時は、甥はまだ2歳で、
言葉が通じないから『ガオ~』と怪獣ごっこや、
変顔で遊んだのは、昨日の事のようです。
その男の子が、今や高校3年生で受験生
小学生の頃、授業で反日教育を受けた日に、帰宅して母親に
『みんな、ブラウニーと友達になれば日本が好きになるのにね』
と言ってくれた、心の優しい子なんです(T_T)
日本でいうセンター試験のような大学受験の事を“スヌン”と言います。
韓国は、学歴が全てのような社会なので、
スヌンが一生を左右すると言われていて、
スヌンの日に、遅刻しそうな受験生をパトカーで先導したり、
我が子の合格を祈願して、祈る母親の様子などを、
テレビなどでご覧になられた事がある方もいらっしゃるかも知れません。
私に言わせたら、一生を左右する大切な日に
遅刻してしまいそうになる子ってどうなの?と思いますが…。
それはさておき、今年のスヌンは11月13日。
受験生の甥へ、合格祈願として、あるモノを贈りました。
それは“トイレットペーパー”
紙が溶けると、問題を解くという意味の同音異義語から来ているそうです。
日本でも“カツ”を食べてげん担ぎするのと似た感じですかね。
他にも、受験生へのげん担ぎアイテムとして、
飴とかフォークとかも贈るそうです。
フォークは、食べ物を突き刺すように、問題を突き刺せ!的な…、
分かるような、何だかよく分からないような意味らしいです。
伝えたい言葉は溢れているけれど、韓国語が話せない私は、
『頑張れ!』という言葉を添えるのが精一杯。
それでも、あなたを応援してる人はここにもいるよ
という気持ちを伝えたいので、
心を込めてトイレットペーパーをラッピングして、
フォークの飾りに、2012年mtexソウル展の言葉テープの中から
“幸運を”の言葉を貼り付けました。
このテープ、この日の為に買ったようなものですね
使い道の乏しいテープでしたが、ようやく日の目を見て、大満足!
先日買ったHAPPY切手を、たくさん貼りました。
Cくん、ファイティンo(^-^)o
天国のCくんママと一緒に祈ります(-人-)