今年に入ってから新しい仕事を探しています。オーストラリアでの仕事探しというのがこれまたとっても大変なんです。オーストラリアに来て最初につまずいたのがこの仕事探しでした。
何がそんなに大変かと言うと、履歴書にはReferenceと言って今までの職場での上司や同僚などの連絡先が3名ほど必要でになります。というのは過去の上司や同僚に連絡を取り、人格や仕事の出来などについて問い合わせが出来る状態の応募者でいる必要があるのです。
これはアルバイトが出来る年齢の15歳から既に始まっていて、こっちの賢い(頭がではなく、生き方が)子供達は15歳になるとすぐに履歴書を持って、マックやKFCなどへ行き履歴書を配り、アルバイトを見つけます。そしてそこでReferenceなるものを得て、それが大学に入ってからのバイトを探すのにつながります。
これが一生つきまとうというわけです。
私のような外国人の場合、わざわざ日本の会社に連絡を入れてくれるわけはもちろんありません。なので地元でのReferenceを得るというのが一番の困難でした。
そして次に知識不足だったのがKSCと呼ばれるKey Selection Criteriaです。不可欠採用基準とでも直訳します。これは通常5から7つの基準があり、それに対して、何をどのくらい出来るかを具体的な例を挙げて文章で答えます。
例えば、
1.コミュニケーション能力に優れ、同僚、上司、組織以外の人と誰とでも仲良くでき、チームワークで働くことができ、かつ指示が無くても一人で働く能力がある。
2.パソコンに精通していて、ワード、エクセル、アクセス、パワーポイントが中級以上のレベルで使える。SAPを使用した経験がある。
これに対して、具体的にどれほど自分が出来るかを売り込む必要があります。このKSCに答えないで、応募をした場合まず面接に呼ばれることはありません。書類不備という判断がなされます。
そしてラッキーにも面接までこぎつけたら、次はこのKSCに添った質問に対して、さらに具体的に自分がどれほど仕事が出来るかをちゃんと言葉で表現できる必要があります。仕事が実際に出来るかはさておいて、この面接が得意な人が仕事を獲得できるシステムになっているのです。
これは賛否両論ありますが、今のところオーストラリアのシステムはこんな感じです。このKSCはオージーに言わせても、やはり大変といいます。そして皆オーストラリアの仕事探しはタフだと口を揃えていいます。
私の場合、この面接でいつもつまずきます。今回は自分に活をいれる意味でもオーストラリアの仕事探しについて触れてみました。