オーストラリアに来て、初めて、鍼灸に行きました。
ここのところの体調不良は、恐らく、新しい仕事にようやく心身ともに慣れてきたと思ったら、これまでは緊張で気づかなかった、体の疲れが一気に噴き出したようなものなのではと、勝手に自己診断しています。
全くの自己診断なのですが、多分頸椎椎間板ヘルニアではないかと思っています。
５月ぐらいから、右の僧帽筋あたりに、激痛が走っていて、首を右に曲げる時に痛みがあり、うがいや目薬をさす時も、結構辛かったのです。
でも、新しい仕事の緊張から、７月は全く痛みを感じていなかったのですよね～
それが、この数週間、仕事にも慣れてきて、精神的にも楽になりつつなってきたな～と、思っていたら、無理していた体の部分から、一気に悪いものが出たというか、仕事を始める前の痛みが体に戻ってきたというか、恐らくそういう感じなのではないかな～と思っています。
血栓の方は、問題はないようですが（私のホーム・ドクターは今日働いていなかったので、明日、エコーの検査結果を聞くことになりました）、背中や腰の痛み、首の痛みは残っているし、自分で自分の症状を色々ネットで調べると、頸椎椎間板ヘルニアの症状が一番、私の現在の症状に似ているように思えました。
それで、とりあえず、こちらの友人が良かったと言っていた鍼灸師さんのところに行ってみようと思いました。
私は、小さい頃から、酷い肩コリ持ちで、中学生の時に、初めて親に鍼灸に連れて行ってもらったことがあるのですが、その時の印象は、おっちゃんやおじいちゃん、おばあちゃんがたくさんいて、ゴチャゴチャしていて、あまりオシャレな印象が無いのですが、今日行った鍼灸院（っていうのでしょうかね？）は、お香を焚いて、スピリチュアル系の音楽がかかっていて、完全な個室でした。
最初に、簡単な問診を受けたのですが、まず私の舌を見て、
『舌苔がありますね～ これは、鍼だけでは、治らないですよ』
と、言われました。
舌苔というのは、舌に白いものが付着して、苔のように見えるものだそうです。
舌の上に菌が繁殖している状態です。
恐らく、風邪をひいた時に、免疫力が下がり、出たものと思われます。
それから、鍼をしてもらったのですが、先週、右手の人差し指が動かなくなった話をしたので、
右手の指にも結構な本数の鍼を刺されました。
痛気持ちよかったのは、人差し指と親指の間の一本でした～
今回は右側を中心に鍼をしてもらいました。
追加に、私は普段から明け方に、足が攣るのですが、そのことを言うと、足の部分も鍼をしてくれました。
肩はかなり楽になりました。
足の方はあまり変化は感じません。
３０分ほど鍼をしてもらっていた感じです。
足が攣る漢方薬と、舌苔を取る漢方薬を調合してもらいました。
お値段は漢方薬を入れて、A$２０４でした。 
健康保険対象外でしたので、全額負担でした～
結構しますね～
来週、また行くことになったのですが、今日から来週の訪問までの私の食事内容も提出するように言われました。 舌苔を完全に取るために必要だそうです。
あと、舌苔が取れると、緑内障にも効果があると言われましたが、う～ん、これはどうでしょうかね～ 治療法がないのが、正常眼圧緑内障ですからね～
でも、首が軽くなったのは事実ですので、鍼の効果はあったように思います。
暫くは、鍼の治療に通うことになりそうです。
そうそう、舌苔の漢方薬ですが、滅茶苦茶マズイです。
小さじ４杯をコップに入れて、熱湯を注いで、冷めたら飲むのですが、まるで漫画に出てくる薬みたいな色＆味です。 『良薬は口に苦し』と思い、飲むことにします。
人間、年はとりたくないですね～