バスツアーは中断している西国三十三箇所参り以来ですね。


しかも、今回は会社の同期に誘われての参加。


誰かとどっかに行くのも結構久しぶり・・・一人旅の癖ついて

しまってるので心配ではありましたが・・・



まず、奈良県にある正暦寺というところに行くんですが、ここは

日本清酒発祥の地なんだそうで、昔々はお寺でお酒を作って

いたんですね。

昔は山の中に僧坊が沢山あり、おコメを造り、残ったコメで酒

を作っていたんだそうで。(もちろんお寺のお供えにもお酒は

欠かせませんし)

現在はこのお寺では作られていないのですが、数年前から

奈良県の蔵元さんが集まって、お酒のもととなる酒母の原型

(菩提もと)をつくるお祭りが行われるってことでこのツアーが

企画されたのだそうです。

(まぁ車でいかないといけないような場所だけど、飲むなら車は

ご法度ですもんね)


と、説明はこのくらいでバスの集合場所からバスに乗り込み、

参加者は13名、こじんまりした感じのツアーだなってちょっと

安心。ご夫婦が多かったですね。

お一人での参加の方も数名おられました。

私は同僚と3人で。



徒然日記

バスで30分ほど走ると菩提山町という山の中にひっそり建つ

正暦寺の福寿院が。

ここには薬師如来像、孔雀明王像などを拝むことができ、せっ

かく来て頂いたのだからと大原住職からお寺の説明と、この

清酒祭のきっかけなどについてお話をいただけた。

なんでも孔雀明王って結構めずらしいそうで。


お寺内の撮影は禁止されていたので撮っていませんが、孔雀

明王像が今まで見たことない感じの仏像でした。


孔雀の上に仏さんが乗ってるんです。


孔雀ってコブラをたおすんですって。

なので、毒物・災害から人々を守護する仏として信仰されてる

んだそうです。

偶然にも後で行く大神神社の中にある狭井神社とのリンクする

んですが、その話は後ほど・・・



で、昔のお酒造りの方法なんかも説明してくださったんですが、

菩提山の中にある天然の菌でお酒を造っていたんだそうです。

で、普通酒造りっていうのは冬の寒い時期に仕込を行うのが

当たり前なんですが(夏は腐るので)、ここでは夏に仕込みを

行い夏から秋にかけてお酒を配っていたんだそうです。

昔の技術でなぜそれが出来ていたのか・・・

この山にあるラクト・・・・・(むずかしくて省略)菌のおかげだそう。

それのおかげで夏場でのお酒造りが可能だったんだそうです。

ラクトなんとかといえば乳酸菌。なのでここのお酒は少し甘酸っ

ぱい香りがします。


説明が終わると外で始まっている清酒祭に参加。



徒然日記

まずおコメをがんがん蒸します。



徒然日記

蒸しあがったおコメをムシロの上に上げて一定の温度まで

冷まします。



徒然日記

温度がある程度下がった状態でまた蒸していきます。


これを各酒蔵に持ち帰って酒造りをするんだそうで・・・

(正しい情報は「菩提酛(さけへんに元)」でお調べいただきたいと)


ここではつきたての御餅をよばれたり、各蔵元さんが持ってこられ

たお酒を試飲販売してくださったり、酒母をつかったかす汁や甘酒

を頂いたり、寒さをすっかり忘れるほっこりしたお祭りでした。

たぶん、奈良県の中でもそんなにメジャーな存在ではないのかも

しれないですね。

参加されてたのも関係者を含めて50人くらいだったし。


でも、実はここで私が大阪でよく行ってた(唯一独りでふらっと入れ

る)酒屋の常連さんらしき方を数人お見かけしました。

私はここ数年は年に一度くらいしか行っていないし、連れが良く行く

お店なんで連れは知ってるかも?と思いますけどね。


ここはお昼前にくらいに出発して次の目的地へ向かいます。


(その2へ続く)