ルアーを作り始める時に悩むことって、

塗装のことだったり、材料だったりコーティングのことが検索するとたくさんヒットするけど、なかなかないのがワイヤーフレームのきれいな曲げ方。

 

ビッグベイトを作り出すなら、実際はルアー用のヒートンを買えば済むのだけれど、

小さいバルサ製ミノーに、貫通式でワイヤーを組み込むのは至難の業です。

沢山の方が色んなやり方を提案されていますが、自分が要らない出費と試行錯誤の果てに辿りついたのが、コレです。

 

 

ゴミ動画からのスナップショットですが、

ワイヤークランプカッター!

(3peaks wcc-250)

 

ワイヤーループペンチはルアーを作り始めたときに購入したのですが、これ単品では

少し径が大きく、よく見る{キュっ}、と締まった形にできませんでした。

 

 

その後、普通のペンチとドライバーの軸を使って締めていましたが、形が安定せず、

涙型になることが多かったです。

(最初に作っていたバイブレーションの中身図 写っているペンチで曲げていた。ウェイトも鉛を溶かしてめんどくさいことになってる)

 

一年ぐらいはペンチでなんとか曲げていたけれど、ルアーアイの形より、組んだ時に長かったり短かったりと、なんだか上手くいかなかった。

 

 

悩んでワイヤーベンダーを動画であれやこれやと調べて、

「ナット」と「ボルト」で作るベンダーや、ペンチに穴をあけて治具にはめて使うベンダーを作ってるかたもいて、どうするかなと思っていた矢先に、

考えていた理想形に出会ったのです

 

 

スリーブをかしめるための製品ですが、先端のほうから穴の径が大きく、先端形状もニッパーではないのでワイヤーがプッツンされることもありません。

ワイヤーカッターがサイドについているので、テコの効いたパワーで簡単に太い針金も切れます。

 

ヒラマサルアーの制作(してないけど)などにスリーブ補強したり、ヘビキャロワイヤーの自作をするときにも使えるので便利しています。

 

 

ループ用のペンチでU字に曲げて、ドライバーの軸にあてて、ワイヤークランプカッターでカチャっとかしめたら綺麗にルアーアイができますよ。

 

宣伝でもないのですが、手を痛めながら針金を曲げるかたの一助になれば幸いです。