子どもたちに笑顔を!

子どもたちに笑顔を!

紛争・貧困・病気で苦しむ、未来を担う世界の子どもたちが人間らしく生きるための生活の支援をします。

 

Comango e.V.の皆さんが訪問してくれました!この団体は、ドイツ在住のアンゴラの人々によって運営されていて、以前よりドイツ国際平和村を支援しています。今回はドイツ国際平和村にいる子どもたちのヘアスタイルを整えるため、訪問してくださいました。整髪や散髪、それに三つ編みなどで子どもたちのヘアスタイルをセットしてくれました。朝から夕方まで子どもたちのために時間を作ってくださり、ありがとうございました。新しいヘアスタイルにしてもらった子どもたちはとても喜んでいます!

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【2024年8月24日 カンボジア・トボンクムン】

2018年に開所したカンボジア・トボンクムンにある基礎健康診療所です。カンボジア保健省は、昨年初旬より9歳以上の女児全員に子宮頸がんの予防接種を受けるよう命じています。基礎健康診療所では、これら予防接種が受けられるようになっています。また、浄水用の粉末も無料で提供しています。雨季には、トラ蚊やマラリアの蔓延を防ぐため、この浄水はとても重要です。電力供給が確実でないため、写真にある32件目の基礎健康診療所の分娩室にはソーラー照明を設置しています。

【2024年8月23日 カンボジア・シェムリアップ】

2002年、ドイツ国際平和村の現地プロジェクト活動として、カンボジアに1軒目の基礎健康診療所が開所しました。カンボジアでの現地プロジェクト活動の目的は、遠隔地における医療供給の向上です。世界保健機構(WHO)の基準に沿った予防接種プログラム、妊娠や衛生に関するアドバイス、産科医療に加え、小さな手術も行うことができます。

写真は3日前に撮影されたものです。カンボジアの北西部に位置する7軒目の基礎健康診療所です。ここには老若男女を問わず、毎日たくさんの患者が通い続けています。7軒目の基礎健康診療所は18年前に建てられ、大切にされてきました。地元の人々や当初からそこにいる医師は、この基礎健康診療所を拡張し、診察室と分娩室の拡大を実現させました。現在、ドイツ国際平和村が支援して建設した基礎健康診療所はカンボジアに42軒あります。

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【2024年8月22日 カンボジア・バッタンバン】

ドイツ国際平和村は、カンボジアで貧困層とよばれるゴミ山で生活の糧を探し生活する家族の子どもたち、小規模農家の子どもたち、日雇い家族の子どもたちの支援を続けています。その支援活動の中に、プノンペン市での幼稚園プロジェクトとバッタンバン市でのサーカスプロジェクトがあります。プログラムには食事の時間も含まれていて、子どもたちが喜ぶ温かい食事がでてきます。

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【日本やドイツから大集合!】

2024年8月17日(土)、ドイツ国際平和村の施設で、素敵な再会がありました。世界ウルルン滞在記やカタログハウス社「通販生活」などをみて、ドイツ国際平和村の活動を知り、ボランティア活動に参加した方々が、再びドイツ国際平和村に集合しました!それぞれ、活動をした時期が異なっていても、通じ合うものがたくさんあり、会話に花が咲きました。

20年以上前のボランティアスタッフ、最近のボランティアスタッフ、今も活動をしている方、それにドイツ国内のみならず、日本からもやってきた合計35名以上が集合しました。今回は家族連れでの参加も多く、これからもこの繫がりを大切にしたいと心から思っています。今回集まってくださった皆さん、ありがとうございました。

【広島(旧日本銀行広島支店)にて、ドイツ国際平和村写真展!】

変わる未来 変える未来 ー平和のための活動ー

ドイツ国際平和村写真展 in ヒロシマ実行委員会の皆さまのご協力のもと、被爆建物でもある旧日本銀行広島支店にて、ドイツ国際平和村の写真パネルが展示されます!原爆の被害を受け、今も残る貴重な建物の中でドイツ国際平和村が支援しているアフガニスタンやアンゴラの子どもたち、そして今も不安な状況下にいる子どもたちへ想いを馳せる機会になればと願いを込めて開催します。

日時:2024年9月24日(火)から10月6日(日)

10:00~17:00(最終日は15:00まで)

会場:旧日本銀行広島支店 (広島市中区袋町5-21)

入場無料

問合せ:friedensdorf.h@gmail.com(事務局 内冨)

ドイツ・オーバーハウゼン市より追悼

8月6日(水)、ドイツ国際平和村の施設があるドイツ・オーバーハウゼン市の「平和広場」に人々が集まりました。79年前に広島と長崎に落とされた原爆で一瞬にして亡くなった方々とその家族、投下後も放射能の被害に苦しんだ方々、今も苦しんでいる人々へ、共に想いをよせ、ピースシンボルをかたどった蝋燭の灯を前に黙とうしました。そして、話者のスピーチに耳を傾け、過去を想起し、憂慮せざるを得ない世界の現状、そして平和な未来へのビジョンを共有しました。この「ヒロシマ・ナガサキ追悼式」を主催したのは、オーバーハウゼン市の市民平和運動グループとドイツ国際平和村の平和教育部門です。

大量破壊兵器、サイバー戦争、極超音速兵器、宇宙戦争、・・・。現在、世界には破壊を目的としたシステムが存在します。だからこそ、声を上げ、集め、外交による平和的解決方法を見つけるためにも、平和に向けた取り組みは重要です。平和のためにあきらめず、一人ひとりそれぞれに可能な方法で前進していきましょう。

以下のリンクからイベントの様子をご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=OiXvKqIqNEw&t=1s

【2024年6月28日午前3時 アフガニスタン・カブール】

面会室に入ってくる子どもたちは、眠気や疲れと葛藤しています。前日27日の朝8時から、ドイツ国際平和村現地パートナー団体である赤新月社の敷地で、ケガや病気を診てもらうために我慢強く待っていたのです!ようやく自分の番です!

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アエリナは、母国キルギスへの帰国数日前、目をきらきらさせながら、「帰国できるんだ!」と報告してくれました。彼女の主治医が、治療が終わり、帰国できることを約束してくれたとのことでした。

2024年5月22日(水)、ようやくその日がやってきました。ドイツ国際平和村のスタッフであるビルギット・ヘルムート、フオン・トルオン、マックス・モーアの付き添いの元、家族の待つキルギスへ帰国することができました。今回ドイツ国際平和村スタッフはキルギス、ウズベキスタン、タジキスタンで、ケガや病気を抱える子どもたちとの面会や現地プロジェクト視察を予定しています。

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【「ヒューマニズム」のパズル】

ドイツ国際平和村は、紛争や危機的状況にある子どもたちへ、健康的な未来を提供できるよう活動を続けてきました。この目的を達成するため、設立当初より、大切にしてきたものがあります。それは、「ヒューマニズム」です。ヒューマニズムという枠組みの中で、人間らしい価値を重視し、互いに繋がり合い、問題を解決していきます。ヒューマニズムにより、ドイツ国際平和村の活動と社会全体の繫がりが出来上がります。

ヒューマニズムとは、人間同士がぶつかり合うよりも、繋がり合い、そして共に行動することを目指す考え方です。ヒューマニズムには、固有の価値があり、これらの価値ひとつひとつは、様々な形をしています。それらが、重なり合い、共に存在しながら、一つの構成体を構築しています。ヒューマニズムはそららが繋がり合ってこそ、全体が安定し、パズルのようです。

ドイツ国際平和村が大切にしているこれらの価値を紹介していきます。そして、これらの価値が活動に反映されている様子もお届けしたいと思います。人々が共に生きる社会への考え方や平和活動への想い、ポリシー、価値観への理解を深めていただけたら幸いです。

ヒューマニズムを構成する価値を一つずつお伝えしてきます。まずは、「公正・公平」です。

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