かつてアメリカ大統領選で
ニクソンとケネディが戦った際のテレビ出演。
白黒放送からカラーに変わったころでもありました。
スーツとネクタイのメリハリある色合わせのケネディ候補が
圧倒的な印象力で、優勢だったニクソンに勝った実話です。
それ以来、アメリカでは
政治家がイメージコンサルタントをつけるのが
当たり前となりました。
日本では少し遅れてイメージ戦略が始まります。
2005年の自民党総裁選でした。
私もお一人、担当させていただきました。
さて、私の故郷岐阜県の岐阜市長選が2月6日に開票され、
現職の柴橋正直氏が再度当選しました。
投票率過去最低の24.82%だった今回の選挙戦。
選挙があるのかないのかわからないほど、
盛り上がりに欠けた選挙だったように思います。
立候補したこともわからない候補者が2名。
全部で4名の戦いでした。
新聞各紙で見る限りでは、
柴橋氏が若くてはつらつしている一方、
どことなく地味な候補者たち。
飾りすぎて政治家らしさに欠ける候補者もいました。
とにもかくにも、
政治家は政策がもっとも大切ですし、
その人のもつ哲学も重要。
しかし、人気商売である限り、見た目はとても大切です。
とくに、
テレビ以外にもネットやSNSで見た目がさらけ出される時代です。
見た目はその人を表すひとつのツール。
政治家を目指すなら、
見た目はどうでもいいとは言っていられない。
もちろん美人やイケメンがいいとは言いません。
魅力的かどうか、
その人なりの人間味が見た目に表れているかが問われます。
そんな時代でございます。
#岐阜市