学ぶという事 | 失敗だらけの発達障害KIDS子育てブログ~

失敗だらけの発達障害KIDS子育てブログ~

UEP代表であり、PDD(広汎性発達障害)の長男とLD(読字・書字障害)の次男を育てるmiwaママの子育てブログです。うちの子って育て難い!って思っているママや子育てで自己嫌悪に陥ってる方、こんな奴も居るんだって元気になって頂ければ嬉しいです。

自由な発想のチュン君を見ていると 


“学ぶ”ってなんだろう?


“勉強”って何だろうって 考えさせられる。


彼は 日本では学習障害という診断名がつく。


でも 学習ができない訳ではない。


簡単に言えば 

私たちが習った方法や理屈では 理解ができない事がある…とか 

そんな感じ…じゃないかと思う。



それって 分かる気がする。 私も覚えがある。


私は 数学が好きだった。


計算は 嫌いだったけど(今もべー) 

文章問題とか 複雑な図形の面積や容積を求めるとか

めちゃくちゃ 楽しかった。


推理小説みたいだと思った。


絶対 犯人を見つけてやる!!へッへッへって感じ。


しかし 学年が上がるにつれ 複雑になってくると 

取り合えず 覚えとけ!的な 公式が多くなる。


なぜ その公式が成り立つのか ほとんど説明もないままに。


例えば 球の表面積は 4πr 2  覚えとけよ~みたいな…。


何で?ω?と聞いても とにかく覚えてれば試験は合格!みたいな感じで。


すると 少しずつ 数学が面白くなくなってくるのだ…ガックリ・・・


だって 犯人探しは 意味不明な公式とやらが やってくれる。


探偵 miwa なんか お呼びじゃないのだ。がーん ← 誰?


結局 球体の表面積に ついては 当時の家庭教師が

理解力の低い 私に  ミカンの絵を描きながら 丁寧に教えてくれて、謎が解けた。


ものすごく感動した。


しかし 感動した分 そんな短い公式で表現するのが 勿体なくなった。←何故そっち?


しかも 公式になる前の 長い長い 計算式を しっかりと確実に自分の物にしたうえで

公式を使ってあげても良いと考えていた。← 何故 上から目線?


(私は かなり 変わった子だった…らしい…キャ


だから 球の表面積の問題が出ても 公式を使わなかった。


1歩 1歩 犯人に近づく為の 長い長い 計算式を書いていった。


頭の中に ミカンの皮をイメージしながら。皮

とても 楽しかった。キャ


しかし 当然 テストなどの場合 その1問に 結構 時間がかかっていたので

他の問題に手が回らず 点数は取れない事に。

(本人は 結構 満足していたりする…焦っ


そんな事が 重なると 数学全般の成績なんて ガタ落ちだ。


まったく… 限度を知らない 頑固な お子様だ。ガーン!



もう 今では 球体の表面積の求め方どころか 

数字を見ただけで爆睡してしまうようになったがふー


私は あの時 確実に“学んで”いたのだと思う。


他の子とは こだわる部分が違ったけど

学ぶペースも違ったし

テストの点数も成績も どんどん下がっていったけどガーン

私は 勉強が大好きだった。うひひ


でも それが個性であり それが 学ぶ という事で

みんな 大なり小なり ある事ではないだろうか?


子ども達の持つ 豊かな才能を画一的な教育や受験というもので

逆に潰してしまっているのではないだろうか?


子は宝きらきらである。

この国の 宝きらきらである。


そして その宝が 次の日本を作る。

私たちは その宝に支えてもらう日がやってくる。


しかし その前に その宝をどんなふうに磨いて行くのかは

私たちに課せられた 大きな大きな 責任である。


そして その為には


今まで 常識だと思っていた事を

 根底から覆さなければ ならないのかもしれない。