うちの子供達は 2人共 “視覚優位”だと 病院で言われた。
聞いて覚える より 見て覚える派 だ。
なるほどな…
と 思う事がよくある。
特に たっくんは 記憶力が良いので 時々 羨ましいと 心の底から思う
私が 子供の時 あんなに苦労して 覚えた地理![]()

たっくんは 世界地図を1時間程 じっくり眺めてたら 国名 首都など全部 覚えてしまった…
そして 面白いなー
と 思うのは チュン君。
チュン君は 驚く程 記憶力が悪い事は 過去のブログに 何度か書いてきた通りだ![]()
だから 小学校で掛け算の九九の暗唱が始まった時は 大変だった![]()
せっかく 3の段を覚えても 4の段を覚えている隙に
3の段はどこかに行ってしまうのだ…
まるで 永遠に続く 追いかけっこのようだ![]()
しかし、チュン君が LDだと診断を受け、 視覚優位だと教えて頂いて、ある事を試した。
チュンが 『6×8は何?』って聞いてきた時、
今までなら 『最初から言ってみよう!』で、
私が 『ろく いちが ろく』 と 唱え始めて、
チュンは横でゴニョゴニョ言ってるだけだったが
その時は
『最初から書いてみよう!』で、
私が紙に 〔6×1= 〕と 問題を最初から書いていった。
すると チュン君
スルスルと答えを書いていくではないか!!
あんなに 何度も 繰り返し 繰り返し 唱えてきた 九九の暗唱はなんだったのか…![]()
口に出して 唱えると 言えない九九も
紙に書いてある 数字の並びを見ると 次にどの数字がくるのか 分かるようだ
多分 画像として処理してあるのだろう…
そして 文字も “画像処理” のようだ。
チュンは LDであり ディスレクシア(書き字障害・難読症)だ。
だから 読み書きが あまり出来ない。
よく 「ママ 『す』ってどう書くの?
」
などと聞いてくる
チュン君 現在5年生です![]()
そんな時 空気文字を書いて見せたり 紙に書いて見せたりしていたが
今は 『すずめのす!』 とか 『スイカのす!』
などと 言うだけで思い出す。
一旦 “すずめ” や “スイカ” の画像を思い浮かべると 文字に辿り着けるらしい。
チュンの脳みその構造は まだまだ 謎だらけだが
どうも “画像” が キーポイントのようだ
しかし スクールで習った アルファベッドは スラスラと読んで書く。
スクールの先生が一体 どんな 教え方をしたのか…![]()
最近は 掛け算の九九も 英語でブツブツ言っている![]()
英語の方が 相性良いのか?![]()
単純に スクールの先生の教え方が良いだけなのか?
多分 後者であろう。![]()
99人の子供が 暗唱で九九を覚えたからと言って
暗唱で覚えられない残りの1人は 決してバカではない。
覚え方が違うだけなのだ。
99人の子供が 『す』 を 10回書いて 覚えられても
残りの1人は スズメの絵と『す』 の文字を見せるだけで覚えれるのかもしれない。
大事なのは 99人がそうだから と 言って 99人のやり方を押し付けない事。
大事なのは 子供1人1人の特性を しっかり見る事 見抜く事。
あ・偉そうに書いてますけど
ただ単に 私がスクールの先生方の指導を見て 改めて感じた事でした
