模索の始まり~チュン君編~ | 失敗だらけの発達障害KIDS子育てブログ~

失敗だらけの発達障害KIDS子育てブログ~

UEP代表であり、PDD(広汎性発達障害)の長男とLD(読字・書字障害)の次男を育てるmiwaママの子育てブログです。うちの子って育て難い!って思っているママや子育てで自己嫌悪に陥ってる方、こんな奴も居るんだって元気になって頂ければ嬉しいです。

『診断の日』  『告知の日』  につづき こちら『模索の始まり~チュン君編~』 です。



チュン君は お友達に恵まれている。


学校の先生もいつも穏やかな先生に当たったので 不登校などの問題はなかった。


でも 大きくなってくるにつれて 自分はバカだと責める様子がチラホラでてきた。


記憶力が悪くて 3歩 歩けば 全て忘れてしまうあせ①


そんな時 『3歩 歩いてしまったー!』と 明るく言ってたが、


後で こっそり 『チュン君のバカ バカ!』と 自分の頭を殴っていたり…


そして 診断・告知 の数日後 とうとう 爆発してしまった。


『学校行くのホントはいやだ。

 前に出て一人ずつ 本読むの、チュン君出来んも~ん。.・´Д`・.。


『グループで 何か書くのも チュン君書けんも~ん。。.・´Д`・.。


『授業中、ずっと暇で退屈だも~ん。.・´Д`・.。


と ワンワン泣きながら訴えた。


テーマ『チュンの事件簿』を見てもらったら分かるように 少しは何か考えてくれ!と土下座してお願いしたくなる性格のチュン君が 真剣に訴えた。


きっと 今までは 自分が悪いんだと 自分を責めて諦めていたから 言わなかった事を 自分の障害を知った事で 言ってもいいんだ!に 変ったようだ。


私は 診断が出た事を 小学校に伝えに行き 同時に いくつかの事をお願いしてきた。


●個別の音読はさせないで欲しい。

●グループで何かを作る時は 出来れば絵など、文字を書いたり読んだりする以外の事を担当させて欲しい。

●テストは 問題が読めれば出来る事も多いので 先生の時間がある時は 問題を読んで頂きたい。


まずは 学校に行くのが苦痛にならないようにする事を重視。


学校からは

●加配の先生を付けられたら付けてもよいか?

●国語の授業など苦手な時間は別室でお勉強させてもよいか?

などの 質問がありましたので 

『担任の先生の負担になってはいけないので、どんどんやって下さい。』

と、いいました。


学校とのやり取りは とりあえずスムーズに行きましたが、私の中では これだけではダメだ という思いが募ってきました。


なぜならば、今は小学4年生(当時)。だけど この先どうするの?

中学は?高校入試は?日本には口頭で試験を受けさせてくれる所が まだ 殆どないと聞きます。


そうなると きっと奴の事だ、

『どーせ 頑張っても 無理だし~』

などと言って ヤンキー街道まっしぐらになるだろう汗


別にヤンキーでもなんでもいいが 

“どんなに頑張っても制度がない” という理由でひねくれるのはダメだ!


じゃあ どうする?と、言う事で チュン君についても模索の日々が始まるのである。


続く


ペタしてね