何年か前に、頭皮から油臭がもわっと漂ってきて、困ったことがあった。

洗い足りないのかなと思って、ゴシゴシ頭皮を洗ったけど、風呂場から出るそばから漂ってくる。

臭い対策用の高いシャンプーをあれこれ試してみても変わらない。

食べ物のせいかと考え、油っぽいものを控えても効果なし。

そのうちに、フケがすごいことになってきた。

 

皮膚科にいったら、脂漏性皮膚炎ですと。

薬を塗ったらすぐに治った。

その後も、ちょっと怪しい感じになることが時々あるので、市販薬を常備してすぐ手の届くところにおいてある。

 

その時は、ふーん、という感じでしたが、今パーキンソン病のことを勉強してみると、どうやらパーキンソン病の人は脂漏性皮膚炎になりやすいみたい。

皮脂を見るだけで、パーキンソン病かどうか判別できるような研究も進んでいるらしい。

 

もしかすると、脂漏性皮膚炎はパーキンソン病の前駆症状だったのかも?

ちなみにそれは2016年、8年前のこと…。

順番でいうと、10年以上前とにかくだるい→8年前脂漏性皮膚炎→5~6年前字をたくさん書くと手が疲れる→4年前おかしな右手の動きが気になり始める、といった具合。

まあ、8年前に病気がわかっていたら人生変わっていたかというと、たぶん後ろ向きな方向に行っちゃってたと思うから(その頃はまだ30代で、仕事も恋愛も今より可能性の範囲が広かった)、これで良かったんだと思う。