生後二ヶ月から始まった指しゃぶり。
人差し指と中指の、カトちゃんペスタイル。
人生のほぼ全て、つらい時やヒマな時は吸ってきた。
早くに卒乳したきちまるにとって、
きっと精神安定剤みたいな役割もあったんだろうなと思う。
それがいつの間にか癖になってしまって、
眠いときはもちろん、遊びながら、絵本を読みながら、階段を降りながら、とにかくずっと。
特に階段を降りるとき、再びタグブームのきちまる、
右手は指を吸い、左手では服のタグを持ちながら歩きにくそうにおりる。
こわすぎる。
「おててぽっちんだよ!」
と声をかけると、チュバッとはずすものの、
眠いときの吸引力たるや固すぎて取れない(夫談。)。
歯並びも気になってきたし、そろそろとりたい指しゃぶり。
それならばと、夫とこそこそ相談した結果、苦いマニキュアを試してみることに。
トイトレと同時にはかわいそうかしら。。。とか思いながら、
届いてすぐに塗ってみた。
ら。
一日でとれました。
塗ってから、夫とこっそりガン見してたものの、なかなかしゃぶらないので忘れかけていたら、
こっちにダッシュしてきて、
「辛かったわ!!」
と、一言。
それからずっと、苦い指を父さんの口につっこもうとして2人で揉めていました。
ちなみに味見した夫、うがいに走って行った。
(母さんは妊婦の権限でまぬがれる。)
それからはピタッと吸わなくなったので、
「指吸わないの?」
と聞いたら、
あんた何言ってんのという顔で
「辛いから。」とだけ言われました。
効果にちょっとびっくりです。
言うならば、指しゃぶりのおかげでナチュラルに入眠できてたのが、
吸えないもんだから、初日はしばらくのたうちまわってたけど!
おててぽっちん、言えなくなって、父さんちょっぴりさみしそう(フレーズが気に入ってた。)。
