あの震災から一年、
まだ一年、もう一年。
一年前の今日、息子と一緒に眠っていた私は、サイレンの音で目が覚めました。
テレビをつけると、そこに写っていたのは仙台空港。
目を疑う光景でした。
腕の中には新生児をやっと卒業したばかりの息子。
なんの心配もなく、安心しきった様子ですやすや眠るその顔を見て、
涙が出たのを覚えています。
被災地の妊婦さんは、赤ちゃんは、、、
何もできない、むしろ動揺したまま、
それでも案じずにはいられませんでした。
今日は、夫と一緒に東北の方向をむいて
黙祷をし、もしもの時のことを話し合い、
避難グッズを改めて確認しました。
四国にも、いつかくると言われている南海地震。
阪神大震災のときは、となりで寝ていたおばあちゃんが、
揺れがおさまるまで私を抱きしめてくれていました。
今は、目の前にある大事な命を私が守らなければならない。
一年前は、何もできない無力さが悲しかったけれど、
お付き合いさせていただいているブロガーさんが書かれていた、
頑張っている日本を見て育ち、未来の力になる頼もしい存在だということ。
頑張っている日本を見て育ち、頑張っていく日本を支える若いちからを、
精一杯育てていこうと、
改めて思います。
そして息子がもう少し大きくなったら、
あなたの生まれた年には、とても大きな地震があったこと、
たくさんのいろんな思いがあったこと、
伝えていこうと思います。
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